スーパーフードとして知られているキヌア
の期待できる効果、素材、栄養成分、テイスト、食べ方、製品などを、健康美容EXPOが独自で詳しくまとめたものです。今後、
キヌア
で商品設計をお考えの方、ぜひ情報収集等にお役立てください。キヌア Quinoa
素材について
キヌアは、南米アンデス高原一帯が原産のヒユ科の1年生作物です。古代インカ文明では、キヌアは「穀物の母」として神聖な作物と見なされていたそうです。ペルーとボリビアが主要な生産国です。ファイトケミカル(フィトケミカル)の一種、サポニンやアントシアニンが含まれ、抗酸化が期待されています。NASAが栄養価の高さを評価し、21世紀の主要食と発表し、国連は、2013年に国際キヌア年を定めました。世界的に認知度が上がり、ブームになり生産量・価格が上昇しました。しかしキヌアは、取引価格高騰による供給の偏在、生産集中による環境への悪影響なども指摘されています。
栄養成分
アントシアニン、オレイン酸・リノール酸、食物繊維、ビタミンB2、ビタミンC、鉄分、カリウムなど
期待できる効果
ダイエット、便秘解消、冷え予防、老化防止、更年期障害予防など
テイスト
キヌアは、雑穀特有の香りは感じられるものの、クセがなく日本人の味覚にも合うので、初めての方でも安心して食べられます。
食べ方
キヌアをお米の代わりに炊いて食べることはなく、他のお米や雑穀と混ぜて食べるのが一般的です。ボリビアやペルーでは、定番料理としてキヌアスープがあります。キヌアを煮ると胚芽が開き、可愛らしい見た目のキヌアの芽が出てきます。 日本で60軒以上のレストランやショップが東京都内でキヌアを扱っており、バラエティに富んだメニューが見受けられます。また、小麦粉とあわせてクッキーやパウンドケーキやパンの生地にして焼いて食べることもあります。
キヌアを使った製品
パウダー、ロースト、シリアル、ベビーフード、みそ、醤油、お茶、ペットフード、ヘアジェル
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