スーパーフードとして知られているアカモク(Sargassum horneri(Turner)C.Agardh)の期待できる効果、素材、栄養成分、テイスト、食べ方、製品など健康美容EXPOが独自で詳しくまとめたものです。 今後、アカモクで商品設計をお考えの方、ぜひ情報収集等にお役立てください。
アカモク Sargassum horneri(Turner)C.Agardh
素材について
アカモク[学名:Sargassum horneri (Turner) C.Agardh]は、褐藻綱ヒバマタ目ホンダワラ科に属する海藻です。アカモクは、神奈川県の呼び名で、地域によって呼び名が異なります。秋田県では「ギバサ」、山形県では「銀葉藻(ギンバソウ)」、新潟県「長藻(ナガモ)」、富山県「ナガラモ」、島根県「ハナタレ」と呼ばれています。もとは食用ではなかったのですが、1970年代後半、80年代前半に富山県に秋田の業者が肥料用に買ったのをきっかけに食べるようになりました。北海道から日本全土の漸深帯に分布しています。1年で、秋から冬に生長し、4~7mの長さになります。
アカモクが沢山茂る藻場は、赤潮の原因となる窒素やリンなどの栄養分を吸収し、赤潮のプランクトンが育つ前に増殖を妨げ、海水をきれいにします。アカモクは環境と健康の両方に寄与するスーパーフードとして認知され始めています。
栄養成分
ポリフェノール、フコイダン、フコキサンチン、各種ミネラル、食物繊維など
期待できる効果
ダイエットサポート、免疫力アップ、抗アレルギー、糖尿病予防、エイジングケア、美肌、コレストロール抑制
テイスト
ネバネバ、ヌルヌルした食感。歯ごたえもしっかりしています。モズクやわかめのように無味でクセもなく食べやすいです。
食べ方
熱を通すと褐色から鮮やかな緑にかわります。これをまな板などの上で叩くと粘りが出てきます。きじょうゆ、柑橘類としょうゆ、ポン酢などで頂くと美味しいです。味噌汁に入れたり、天ぷらとして揚げることもできます。
アカモクを使った製品
乾燥アカモク、佃煮、松島漬け、湯通しアカモク、ぞうすい、麺類、パン、ドレッシングなど
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