誰もが食経験のあるサケの皮からコラーゲンを抽出しています。サケは寒流系の回遊魚で海の表層を泳ぐ習性があるため、重金属などの汚染リスクが低いといえます。魚種をサケに限定することで安全性の高いコラーゲンを製造しています。サケのコラーゲンの変性温度は他のコラーゲン原料に比べ低いのも特長です。原料としているサケは北海道産が使われています。
■ 期待される機能性
◎ 美肌効果
◎ 骨形成促進効果
◎ 血圧上昇抑制効果
◎ 胃粘膜保護
■ 用途提案
◎ 美容系のサプリメント、ドリンク、加工食品など
■ 品質規格
原料/サケ頭
性状/白色~乳白色の粉末で、特有の臭いがあります。
pH(1%水溶液)/5.5~7.5
水分/8%以下
全窒素含有量/15%以上
重金属(Pb)/20ppm以下
重金属(水銀)/0.1ppm以下
重金属(ヒ素)/2ppm以下
一般生菌数/3,000個/g以下
大腸菌群/陰性
特定病原菌/陰性
■ 成分表示
原料にサケ頭を使用しておりますので、アレルギー表示として鮭を表記することを推奨します。
※加水分解コラーゲン(サケを含む)、ゼラチン加水分解物(サケを含む)、サーモンコラーゲンペプチド
■ 分析値(100g中)
エネルギー/357kcal
水分/5.2g
たんぱく質/1.43g
脂質/5.5g
炭水化物/4.9g
灰分/0.1g
ナトリウム/84.4mg
■ 出荷形態
内容量/10 kg
賞味期限/製造日より1年
保存条件/高温多湿を避け、冷暗所に保存。
【天然魚由来のコラーゲンが安心安全】
コラーゲンは様々な原料から作られています。大きく分けると、ほ乳動物由来のものと魚由来のもの、天然ものと養殖ものに区別されます。市場に出回っているコラーゲンは低品質のものから高品質物まで様々です。日本の市場に流通しているコラーゲンの約60%は豚由来、約35%は魚由来、他は鶏由来といわれています。ほ乳動物由来のものは、変性温度が高く、人間になじみにくい傾向にあります。
魚由来のものは、変性温度が低く、人間になじみやすいといわれます。魚由来のものはフィッシュコラーゲン、スカールコラーゲンなどと呼ばれます。この内、最も多いのがティラピアという成長の早い南方系の魚を養殖し、その鱗から抽出されたものです。ティラピアは中国や東南アジアのほか、日本でも温泉地で養殖されています。ティラピアの身はタイの代用品やフィッシュバーガーの具材として世界的に使われています。
ティラピアは、養殖池への殺菌剤・抗生物質の投与や密集養殖による水質などが問題視される場合があります。サケ由来のコラーゲンは、すべて天然魚サケから抽出しておりますので、安心してご利用いただけます。また、変性温度が他のコラーゲン原料に比べ低いことも特長です。