 
				アミノ酸の一種であるシトルリンはたんぱく質を構成しない遊離アミノ酸として体内に存在しています。食品では特にスイカに多く含まれており、カラハリ砂漠に自生する野生スイカに多いことが知られています。シトルリンは平成19年に食薬区分の改訂を受けて食品として使用可能になりました。協和発酵バイオではシトルリンの物性評価や機能研究を通じ、幅広いデータを取得しています。
 
<食品中のシトルリン>
スイカの学名「Citrullus vulgaris」から名づけられたシトルリンは、その名が示すようにスイカに多く含まれており、特にスイカの原種と言われているカラハリ砂漠の野生スイカに多く含まれていることが知られています。スイカのほかにもメロンや冬瓜、キュウリ、にがうり、へちまなど、ウリ科の植物に比較的多く含まれています。
  
食品に含まれるシトルリン量
食品名    シトルリン量(100gあたり)    シトルリン800mg相当の目安
 スイカ        180mg                1/7コ
 メロン         50mg               1.3コ
 冬瓜         18mg               3.8コ
 きゅうり        9.6mg                56.5本
 にがうり       16mg               24.2本
 ヘチマ        57mg               7.7本
 クコの実       34mg               2.3kg
 にんにく       3.9mg               290コ
<発酵シトルリン協和>
発酵シトルリン協和は協和発酵バイオ独自の発酵法で製造したL-シトルリンの高純度品(純度98.5%以上)です。安定性に優れ、水溶性も高く、飲料や打錠、顆粒など様々なジャンルの食品に使用できます。
荷姿・・・10kg
含量規格・・・98.5%以上
<協和発酵バイオの研究開発>
協和発酵バイオでは発酵技術を生かしたユニークで有用な素材の提供をしています。また、原料素材の物性の改良や優れた加工適性を持つ素材・製品の加工開発、安定性の確認等まで幅広い研究開発体制を敷いております。さらに、素材の機能性に関する情報収集や取得、提供などを行なっており、幅広くお客様をバックアップさせていただきます。
| 生産国(地)または原産国 | 日本 | 
|---|---|
| 関連リンク | http://www.kyowahakko-bio.co.jp/product/category/aminoacids/l_citrulline_kyowa/ | 

▲研究拠点となるヘルスケア商品開発センター

▲アミノ酸発酵タンク群

▲ヘルスケア土浦工場
