~密集して濃いものも 分散すれば薄く見える!~
シミの奥の基底細胞では、メラノソームの過剰な蓄積があり、その蓄積と分布がシミの見え方に影響していることが知られています。また、年齢とともにターンオーバーが停滞することに加え、シミ部位では細胞分裂まで低下してしまい、シミがいつまでも消えない、いわゆる居座りシミを生み出してしまいます。
そこで、メラノソームの分解に関わる酵素「カテプシン(※1)」の活性を促進し、シミの奥に過剰蓄積したメラノソームの構造を分解、細胞内のメラニンの分布に変化(分散)を与えることで、居座りシミに対する視覚的効果につながると考えました。
数多くの植物エキスの中から、トウキ(※2)エキスにカテプシン活性促進作用、メラノソーム分解促進作用を見出しました。さらに、メラノソームの分解が進むと細胞の見た目に劇的な変化が認められました。新発想の「分散美白®」、新たなシミ対策としてご提案します。
カテプシン(※1)
細胞内の消化器官であるリソソーム内に存在するタンパク質分解酵素。細胞外から取り込まれたタンパク質、細胞内のタンパク質を分解します。
トウキ(※2)
トウキは、山の岩地に生えるセリ科の多年草です。この根を湯通しして乾燥したものは「当帰(トウキ)」と呼ばれ、冷えや貧血などの改善を目的に、漢方処方において、婦人病薬の主薬として配合されています。「当帰」の由来は、「当(まさ)に帰る」を意味するとされており、冷え、貧血、月経不順などに悩む女性がトウキを服用すると改善する、また産後など体の調子の悪い女性がトウキにより回復し、実家から夫の元へ帰ってくる等のいわれがあります。「あるべき状態に戻す」という当帰の効能が、名前の由来になっていると言われています。
【 トウキエキスの主な作用・効果 】
・カテプシン活性促進作用
・カテプシンmRNA発現促進作用
・メラノソーム分解促進作用、視覚的効果
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■ 商品情報
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・商品名 : トウキ抽出液BG-J
・学名 : Angelica acutiloba Kitagawa
・科名 : セリ科
・和名 : トウキ、当帰
・使用部位 : 根(北海道産)
・INCI名 : ANGELICA ACUTILOBA ROOT EXTRACT
・IECIC (2015.12) : ANGELICA ACUTILOBA 根提取物
・化粧品表示名称
トウキ根エキス 3.76%、BG 48.12%、水 48.12%
・医薬部外品表示名称
トウキエキス(1)、1,3-ブチレングリコール、精製水
※ 安全性試験 : 皮膚一次刺激性試験(EpiSkin法)、光毒性試験(3T3-NRU法)、Ames試験、ヒトパッチ試験、ヒト皮膚感作性試験(RIPT)