紫外線により肌のコラーゲンが分解されることで劣化したコラーゲン(コラーゲン断片)の蓄積が進み、この蓄積がシワ形成の原因となります。
---「劣化コラーゲン」に関する2つの事実!---
(1) 健康なコラーゲンの産生・維持の負荷となる
(細胞外へのコラーゲン断片の蓄積で活性酸素が発生する)
(2) 新しいコラーゲンへ再生される
(細胞内でコラーゲン製造の原料となる)
細胞外ではシワの原因、細胞内に移ればシワ予防に!
そこで、コラーゲン断片を回収する「Endo180」の産生促進を通じて、細胞外の劣化コラーゲンを細胞内へ”移動”させることを考えました。細胞外の環境負荷を取り除きつつ、細胞内では新しいコラーゲンへ再生する流れが生まれコラーゲン産生の効率を高めることが期待されます。
丸善製薬のレモンバームエキスRAに紫外線の影響で減少するEndo180の回復および産生促進作用を見出しました。さらには、Endo180の働きを通じて、紫外線影響下のコラーゲン産生の回復作用、コラーゲン産生促進剤との相加効果も見出しました。時代は循環を生み出すエイジングケアへ。最新の光老化対策です。
コラーゲンレセプター「Endo180」とは?
・ 線維芽細胞の細胞膜に点在
・ 劣化コラーゲンの取り込みに必須
・ 紫外線の影響で減少する
(コラーゲン断片の蓄積増加=シワの原因)
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■ レモンバーム(メリッサ)
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レモンバーム(メリッサ)は、地中海沿岸地方に自生・栽培されるシソ科の植物で、メリッサ(Melissa)という名がギリシア語のメリソフィロン(melissophyllon):蜜蜂の葉(bee leaf)に由来するように、2000年以上も前から養蜂植物として栽培され続けています。
ヨーロッパではリキュールをはじめとしたお酒や料理用に広く用いられています。また、鎮静効果などがあるとされており、ハーブティーなどとしても利用されます。成分としては、精油成分(シトラ−ル、リナロ−ルなど)、タンニンなどを含んでいます。
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■ 丸善製薬の知見!
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表皮の紫外線ダメージによるシワ形成の可能性
・UVB照射されたケラチノサイトが産生するIL-1αによりEndo180が減少する
・Endo180ノックダウンによりコラーゲンの産生低下・MMP-1の産生上昇を確認
(IFSCC 2016 オーランド大会口頭発表内容)
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■ 商品情報
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・商品名 : レモンバームエキスRA
・学名 : Melissa officinalis Linné
・科名 : シソ科
・和名: コウスイハッカ
・使用部位 : 葉 (広島県産)
・INCI名 : Melissa Officinalis Leaf Extract
・IECIC (2015.12) : 香蜂花(MELISSA OFFICINALIS)叶提取物
・化粧品表示名称
メリッサ葉エキス 1.00%、BG 49.50%、水 49.50%
・医薬部外品表示名称
メリッサエキス、1,3-ブチレングリコール、精製水
※ ECOCERT/COSMOS 化粧品原料登録あり。サトウキビ由来の発酵法で得られたBGを使用しています。
※ 安全性試験 : 皮膚一次刺激性(RHE法)、眼刺激性試験(HCE法)、Ames試験、ヒト皮膚感作性試験(RIPT)
※ Endo180産生促進活性成分「ロスマリン酸」を規格化(0.03%以上)