月桃葉エキスは、月桃の葉から抽出したエキスです。
◎月桃の主な作用・効果について
(美肌効果)
・線維芽細胞増殖促進作用
・コラーゲン産生促進作用
・コラーゲン分解酵素活性阻害作用
成分としてはフラボノイド、糖類、7,8-ジヒドロ-5,6-デヒドロカワイン(α-ピロン類)を含んでいます。
■月桃(ゲットウ)の紹介
植物名/ゲットウ
学名/Alpiniaspeciosa
科名/ショウガ科
和名、別名、生薬名/ゲットウ(月桃)、艶山姜
英名/Shell Flower、Shell Ginger
ゲットウは、九州南端から沖縄、小笠原のやや沿岸部および台湾から中国南部、東南アジア、インドにかけて分布し、また栽培される常緑多年草です。草丈2〜3mになり偽茎を叢生します。茎は束生し直立、葉は紙質で2列に互生し、楕円状皮針形をしており、長さ50〜70cm、幅7〜12cmです。花期は7月頃です。大形の総状花序を下垂し、多数の花を開きます。唇弁の縁が黄で中央は紅色です。果実は倒卵状球形で赤熟します。
薬用部位は種子です。さく果を白手伊豆縮砂として薬用します。種子以外の用途としては葉の鞘部を乾燥してマット、行李、帽子、ぞうり表などの編み物を製し、また、葉からとれる繊維は粗剛で網索、漁網、織物などになります。葉には芳香があるので、佐多岬付近ではシャニンパといって食品の香り付けや食物を包むのに用いています。
近年では、お茶、沖縄そば、アイスクリームなどの食品や、香水、紙の原料としても利用されています。葉にはシネオール、ピネン、およびボルネオール、ケイ皮酸メチルが含まれています。また偽茎の中心の柔らかい部分は野菜にされます。花が美しいので広く観賞用に利用されます。
生産国(地)または原産国 | 九州南端から沖縄、小笠原のやや沿岸部および台湾から中国南部、東南アジア、インドにかけて分布 |
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関連リンク | https://www.maruzenpcy.co.jp/document/cosmetics/ |