キョウニンエキスは、アンズの種子より抽出されたエキスです。
成分としては、脂肪油、ベンズアルデヒドなどを含んでいます。
ATP産生促進(ターンオーバー促進)作用が認められています。
■キョウニン(アンズ)の紹介
植物名/アンズ
学名/Prunus armeniaca
科名/バラ科
和名、別名、生薬名/アンズ(杏)
英名/Common Apricot
アンズは、中国北部原産といわれ、日本には古くから渡来して、現在長野県、山梨県の果樹として多く栽培されています。ウメに似た落葉小高木で、葉は丸から卵形をしており長さは12cm程度です。直径約4cmの白い一重の花が春に咲き、球状の白ないしオレンジの実がなります。実は生で食べるか、乾燥、砂糖漬け、またジャム、ジュースにします。種子をキョウニン(杏仁)といって、鎮咳薬として喘息、せき、呼吸困難、身体浮腫などに用います。また中国では古くから顔色を白くするためやニキビ予防などに用いられたといわれます。