オウバクエキスは、キハダの樹皮から抽出されたエキスです。
オウバクエキスには、コラーゲン産生促進作用が認められています。
成分としては、ベルベリンを始めとするアルカロイド類、フラボノイドを含んでいます。
■オウバクの紹介
植物名/キハダ
学名/Phellodendron amurense
科名/ミカン科
和名、別名、生薬名/キハダ、黄柏
英名 /Amur Cork-Tree
皮部が黄色いことから、和名を「キハダ」といいます。古くから苦味健胃、整腸、消炎、収斂薬として用いられており、水性エキスで作られた「陀羅尼助」、「お百草」は有名です。
また、最も古い黄色の染料の一つで、特に紙においてはこのキハダ染の紙を「黄紙」と称し、戸籍簿、保存文章や写経用紙としてこれを用いた時代もありました。 現在、オウバクは医薬品原料として日本薬局方に収載されています。