トウガラシチンキは、トウガラシの果実から抽出されたエキスです。
トウガラシのアルコールエキスは少量で血管を拡張し、血液の循環を活発にします。
■トウガラシの紹介
植物名/トウガラシ
学名/Capsicum annuum
科名/ナス科
和名、別名、生薬名/トウガラシ、唐辛子
英名/Red Pepper
トウガラシは、南米の原産で、日本には1542年に渡来し、現在では広く各地で栽培されています。温帯栽培では1年草で、果実は皮針形で長さ約5cm、茎に上向きにつき、通常紅熟しますが品種によって黄色、黒紫色に熟すものもあります。Capsicumはギリシャ語の「噛む」に由来し、その果実が舌を刺すような鋭い味がすることにちなんでいます。
果実はカプサイシン、ジヒドロカプサイシンなどの辛味成分、クリプトキサンチンなどのカロチノイドを含んでいます。トウガラシは香辛料として古くから用いられており、料理全般、カレー粉、七味唐辛子などに用いられています。トウガラシのアルコールエキスは少量で血管を拡張し、血液の循環を活発にし、皮膚刺激作用があります。 成分としては、カプサイシンなどを含んでいます。