シャクヤクは、「立てば芍薬、座れば牡丹」と言われるように、非常に美しい花を咲かせるボタン科の植物で、その根は数多くの漢方処方に配合されている重要な生薬です。
和ism®<シャクヤク>の機能性
・表皮角化細胞へのメラニントランスファー抑制作用
・表皮角化細胞増殖作用
・紫外線(UVB)ダメージからの回復作用
・毛乳頭細胞増殖作用
美白、抗老化化粧品、育毛剤への配合をお勧めします!
丸善製薬の「和ism®シリーズ」は、日本で育った植物を原料に使用したシリーズです。
■シャクヤクの紹介
植物名/シャクヤク
学名/Paeonia lactiflora
科名/ボタン科
和名、別名、生薬名/シャクヤク、芍薬
英名/Chinese Peony
シャクヤクは、その原植物名(Paeonia:ギリシア神話の医師ペオン(Paeon)に由来する名、albiflora:白花)の通り、非常に美しい花を咲かせるボタン科の植物で、その根は数多くの漢方処方に配合されている重要な生薬です。ギリシア神話によると、ペオンはゼウスの愛人・レトが身ごもって苦しんでいるとき、この植物の根を陣痛抑制剤として使い、無事アルテミスとアポロンの立派な双生児を誕生させました。
ところが、その医療の成功を妬んだペオンの先生、医神アスクレピオスはペオンを殺そうとしました。それを知ったレトはゼウスに頼んで、ペオンをシャクヤクの姿に変えたといいます。この話からも、シャクヤクが西洋でも婦人病の薬草として使われていたことがわかります。 成分としては、ペオニフロリンやタンニンを含んでいます。