茶は、ツバキ科植物・チャノキThea sinensis の芽葉を原料として製造した飲み物で、製造方法の違いから、「発酵茶(紅茶)」、「半発酵茶(ウーロン茶)」、「不発酵茶(緑茶)」の3つに大別されます。緑茶は製造の第1段階で、葉場を蒸気または火熱で熱し、茶葉中に存在する酵素を失活させて酸化を防ぎ、固有の緑色を保つように造られています。「宇治」は、古くからの茶の産地で、「宇治茶」は、日本茶の高級ブランドです。
丸善製薬の「和ism®シリーズ」は、日本で育った植物を原料に使用したシリーズです。
和ism®<宇治茶>の機能性
新規メカニズムによる抗老化・抗炎症作用
・カルパイン活性阻害作用
・遅延性細胞障害抑制作用
紫外線を浴びた後の炎症応答を抑制
原料:緑茶
■緑茶について
植物名/チャ
学名/Thea sinensis (=Camellia sinensis)
科名/ツバキ科(Theaceae)
和名、別名、生薬名/チャ、茶
英名/Green Tea
喫茶の風習は中国から伝わりました。聖武天皇の時代には、薬用としてわずかに飲用されていましたが、後鳥羽天皇のとき、栄西が宋より留学を終えて帰国するときに、製茶法と種子を持ち帰ったといわれています。 このように、お茶は飲料としての歴史が古く、喫茶は我々の生活習慣の一つとして定着しています。
しかし、健康に対する認識の変化に伴い、お茶についての成分分析、薬理活の探求が進み、健康に対するお茶の機能として、「抗腫瘍作用」、「抗酸化作用」、「変異原及び発癌プロモーター抑制作用」、「血圧降下作用」などが報告され、優れた機能性食品の1つとみなされるようになりました。 成分としては、ポリフェノ−ル(カテキンなど)、カフェインなどを含んでいます。