ウスベニアオイエキスは、ウスベニアオイ(ゼニアオイ)の花及び葉から抽出されたエキスです。NMFのもとになるプロフィラグリンの生産が増えることで、保湿力をアップする効果があります。ウスベニアオイエキスに、フィラグリン産生促進作用が確認されています。
◎ウスベニアオイ(ゼニアオイ)の紹介
植物名/ゼニアオイ
学名/Malva sylvestris L. var mouritiana
科名/アオイ科
和名、別名、生薬名/ゼニアオイ、ウスベニアオイ
英名/Tree Mallow
ウスベニアオイ(ゼニアオイ)は、ロ-マ時代から園芸植物として栽培されていた植物で、16世紀に万能薬を意味するオムニモルビア(omnimorbia)という名がつけられました。これはおそらく、このものに穏やかな瀉下作用があり、便通をつけること自体が身体の病気を取り除くと思われていたからです。
我が国でも初夏のころ、農家の庭先などに、葉腋に薄紫のすじの入る小さなフヨウ状花を咲かせているのをよく見かけます。その花の形が中央に穴のあいた貨幣、「銭」に似ているので銭葵ともいいます。一般名のMallowは「柔らかいもの又は柔らかにする」に対応するラテン語のマルバmalvaに由来し、これはその葉の感触と性質によるものです。 乾燥した葉と花を、抗炎症剤、緩下薬として用いていました。成分としては、粘液質(多糖類)、タンニン等を含んでいます。
生産国(地)または原産国 | - |
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関連リンク | https://www.maruzenpcy.co.jp/document/cosmetics/ |