ベニバナエキスは、ベニバナの花から抽出されたエキスです。
活性酵素消去作用が確認されました。
また、紫外線ダメージにより発生する活性酸素の中で、最も量的に多いと考えられる過酸化水素からのダメージを抑制する効果も確認されたことより、紫外線による皮膚の老化に対して、有用な素材であると考えられます。
◎ ベニバナの紹介
植物名/ベニバナ
学名/Carthamus tinctorius
科名/キク科
和名、別名、生薬名/ベニバナ、紅花
英名/Safflower、False Saffron
ベニバナは、エジプトの原産といわれ、日本には729〜749年以前に渡来し、染料用、油料用、切花用などに各地で栽培される越年草です。山形県が特産地で、雪解けの春にまいたベニバナは、夏になるといっせいに開花します。
種名のtinctoriusは「染色用の」という意味で、日本では平安時代よりアカネに代わり染料に用いられていました。また口紅の原料にも用いられていました。ベニバナの花をコウカ(紅花)と呼び、薬用部分として用いられます。成分としては、紅色色素(カーサミン)、黄色色素(サフロールイエロー)、粘液質、脂肪油を含んでいます。
生産国(地)または原産国 | エジプト原産 |
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関連リンク | https://www.maruzenpcy.co.jp/document/cosmetics/ |