トウキンセンカエキスは、トウキンセンカの花から抽出されたエキスです。
ヒトの皮膚では、紫外線の暴露により細胞が傷害を受け、細胞死が引き起こされます。この細胞死により皮膚の様々な機能が弱まり、シワやたるみ等の老化現象が引き起こされます。しかし、老化の進行は、傷害を受けた細胞を保護・回復させ、皮膚機能を維持することで防ぐことができると考えられます。
トウキンセンカエキスは、抗老化素材として有用です。
◎トウキンセンカの紹介
植物名/トウキンセンカ
学名/Calendula officinalis
科名/キク科
和名、別名、生薬名/-
英名/-
トウキンセンカは、南ヨーロッパ(地中海沿岸)原産で、花壇や切花用に盛んに栽培される1年草または越年草です。分岐した枝の先端に淡黄色か濃橙黄色の頭花をつけます。属名のCalendulaは「幾月も通じて」という意味のラテン語に由来し、トウキンセンカの花期が非常に長いことを意味しています。
トウキンセンカの薬用部分は花です。利尿、発汗、瀉下、止血、胆汁分泌促進、通経、芳香性苦味薬のほか、外傷、皮膚炎および目薬として結膜炎などの治療に用いられます。 成分としては、タンニン、トリテルペノイド系サポニン(カレンドロサイド A)を含んでいます。
生産国(地)または原産国 | 南ヨーロッパ(地中海沿岸)原産 |
---|---|
関連リンク | https://www.maruzenpcy.co.jp/document/cosmetics/ |