フトモモ科植物テンニンカは、東南アジアの熱帯から亜熱帯地域に広く分布しており、沖縄や台湾などで野生している植物です。
和名で天人花(テンニンカ)、中国名で桃金娘(トウキンジョウ)と呼ばれる植物で、果実は熟すと1〜5cm程度の濃い紫色となりジュースやジャムの原料にも使われています。
丸善製薬の研究により、テンニンカ果実から抽出して得られるエキスに、紫外線による肌へのダメージを抑制する作用が見出されました。
■紫外線による肌へのダメージ
近年オゾン層の破壊により、地表に達する紫外線量が増加してきています。それに伴い、太陽紫外線に対する意識が変化し、紫外線の防御の重要性が年々定着してきています。
そうした中、ファンデーションやサンスクリーン化粧品で紫外線を単に遮断するだけではなく、紫外線により発生した活性酸素の除去や、生じたDNA損傷の修復機能といった、肌が本来備えている紫外線に対する修復・防御能を高め、肌をケアする化粧品も期待されています。
生産国(地)または原産国 | 東南アジアの熱帯から亜熱帯地域 |
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関連リンク | https://www.maruzenpcy.co.jp/document/cosmetics/ |