マジョラムリーフエキスに、表皮ヒアルロン酸産生作用が認められ、肌の潤いを維持することが期待されます。
ヒアルロン酸とは
主要な細胞外マトリックスの一つで、水分を含んだ層状構造の液晶ゲルを作り、皮膚内部の水分が外部に蒸散するのを防いでいます。体全体のヒアルロン酸の約半分は皮膚に存在しており、細胞の機能維持、皮膚の恒常性維持に不可欠です。しかしながら、加齢により皮膚ヒアルロン酸量は減少することから、皮膚のヒアルロン酸を補うことで皮膚のうるおいを維持することができると考えられます。
◎原料 マジョラム
植物名/マヨラナ
学名/Origanum majorana (=Majorana hortensis)
科名/シソ科
和名/別名、生薬名 マヨナラ、ハナハッカ、マージョラム 、マジョラム
英名/Sweet Marjoram
◎植物の紹介
マジョラムは、シソ科の植物で、地中海沿岸地域、北アフリカから西アジアにかけて分布し、乾燥地に自生しています。ヨーロッパでは古くから民間薬として去痰、鎮痙、利胆、健胃および入浴剤等に用いられています。成分としては、フラバノンやフラボン、タンニンなどを含んでいます。
生産国(地)または原産国 | 地中海沿岸地域、北アフリカから西アジアにかけて分布 |
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関連リンク | https://www.maruzenpcy.co.jp/document/cosmetics/ |