マローモイスチャーは、アオイ科植物ウスベニアオイの花から従来の製品とは違う製法にて抽出されたエキスです。成分としては粘液質(多糖類)などを含んでいます。
◎ NMF(天然保湿因子)による水分保持機能
NMFの元となるのが「フィラグリン」という肌の中にあるタンパク質です。
「フィラグリン」を増やすことにより、NMFが増え、保湿効果を高めることが期待できます。
◎ NMFの成分
アミノ酸類 40%【フィラグリン由来】
ピロリドンカルボン酸 12%【フィラグリン由来】
乳酸塩 12%
尿素 7%
その他 %
■ゼニアオイ(ウスベニアオイ)とは?
ウスベニアオイは、ロ-マ時代から園芸植物として栽培されていた植物で、16世紀に万能薬を意味するオムニモルビア(omnimorbia)という名がつけられました。これはおそらく、このものに穏やかな瀉下作用があり、便通をつけること自体が身体の病気を取り除くと思われていたからです。
我が国でも初夏のころ、農家の庭先などに、葉腋に薄紫のすじの入る小さなフヨウ状花を咲かせているのをよく見かけます。その花の形が中央に穴のあいた貨幣、「銭」に似ているので銭葵ともいいます。一般名のMallowは「柔らかいもの又は柔らかにする」に対応するラテン語のマルバmalvaに由来し、これはその葉の感触と性質によるものです。
乾燥した葉と花を、抗炎症剤、緩下薬として用いていました。成分としては、粘液質(多糖類)、タンニン等を含んでいます。
植物名 / ゼニアオイ、ウスベニアオイ
学名 / Malva sylvestris (Malvaceae)