禄豊香酢(ろくほうこうず)は、中国・雲南省の街「禄豊」において作られる香酢です。アミノ酸をはじめとした有機酸類を豊富に含んでおり、中国における優良食品の基準である「緑色食品」を取得しています。そのまま調味料として、また飲料用の素材として利用が可能です。
【香酢とは?】
香酢は中国で古くから製造されている米酢の一種です。原料にはもち米を使用して、約半年に渡る時間をかけて製造されています。「香」の名前が示す通り芳醇な香りを持ち、製造工程において長期間(数ヶ月以上)の発酵と熟成がされる間に、アミノ酸と糖が反応をすることと使用する麹(通称:黒麹)が影響することによって、黒褐色化して特有の色調を持つようになります。香酢は中国における米酢の種類のひとつであるため、日本のJAS規格の中には定義がありませんが、JAS規格と照らし合わせてみますと、醸造酢/穀物酢の中にある「米黒酢」に分類・該当するお酢であることが分かります。
【お酢の持つ働き】
香酢の産地である中国に限らず、日本でも西洋でも「酢はからだに良い食品」ということが伝承的に受け継がれています。特に疲労回復に酢が有効という主旨の話は、各国に存在するようです。近年、伝承的な効果効能を検証する研究なども行われており、次のような働きが確認されています。
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・高血圧者の血圧を下げる働き…………酢酸
・血流改善に関する働き…………酢酸
・疲労回復に関する働き…………乳酸、クエン酸
・カルシウムの吸収促進…………クエン酸
・内臓脂肪の低下…………クエン酸、アミノ酸
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【香酢に含まれる成分】
禄豊香酢(ろくほうこうず)における分析例(100mlあたり)
[有機酸類]
酢酸/3.35g、クエン酸/0.10g、乳酸/3.24g
[アミノ酸類]
アルギニン/104mg、リジン/145mg、ヒスチジン/82mg、フェニルアラニン/123mg、チロシン/56mg、ロイシン/296mg、イソロイシン/183mg、メチオニン/69mg、バリン/267mgアラニン/410mg、グリシン/273mg、プロリン/400mg、グルタミン酸/1200mg、セリン/233mg、スレオニン/180mg、アスパラギン酸/305mg、トリプトファン/3mg、シスチン/82mg
【禄豊香酢(ろくほうこうず)の特長】
・中国・雲南省・禄豊の名産品と知られる香酢
・宮廷献上品としても用いられた歴史を有する逸品
・雲南省名産品にも指定された実績
・HACCP認証工場で製造されており、緑色食品認証を取得
・国産米酢や玄米黒酢の10倍〜16倍ものアミノ酸を含有
・国産米酢や玄米黒酢の約3倍の有機酸+アミノ酸を含有
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◎禄豊香酢(ろくほうこうず)は登録商標です
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