スピルリナ原末TWの特長
・豊かな太陽光と清浄な水に恵まれた台湾でオープン培養生産
・GMP認証(台湾/食品)を取得した培養工場
・優れた流動性と打錠性
・天然のマルチビタミン・ミネラル素材
・カロテノイドやフィコシアニンなどの色素成分
・安全、安心を確保するために、様々な安全性試験を実施済み
■スピルリナとは?
スピルリナは、藍藻綱・紐子目(ネンジュモ目)・ユレモ科・スピルリナ属に分類される藻類です。藻体の大きさは0.3〜0.5mm程度で、らせん状の形状をしています。このスピルリナという名前は、ラテン語で「ねじれたもの」とか「らせん」を意味する“spira"を由来としています。葉緑体は形成していませんが、クロロフィルa 、カロテン、フィコシアニン、キサントフィルなどの色素を細胞内に有しています。 このスピルリナは、高温、強アルカリ、高ナトリウムというような、他の動植物が育ちにくい厳しい環境下でも繁殖することが出来るのが特徴のひとつで、中央アフリカのチャド湖、エチオピアのテルチュ湖、メキシコのテスココ湖などに自生が確認されています。古くから、これらの地方の人々が食用としていた記録があり、その最古のものとしては、数千年前に古代メキシコのマヤ人が食糧にしていたという記録が挙げられます。
■グリーンフーズとしてのスピルリナ
栄養学上の見地からスピルリナを見た場合、次のような特徴が見出されます。
・カロテノイドが豊富、β-カロテンに代表されるカロテノイド類を豊富に含んでいる。
・天然のマルチビタミンと呼べるほど、数多くのビタミン類を含んでいる。
・天然のマルチミネラルと呼べるほど、数多くのミネラル類を含んでいる。
・食物繊維を約4g〜8g/100g程度含んでいる。
これら栄養学上の特徴を、緑黄色野菜と比較してみたものが次項の表となります。この表からもスピルリナの持つ栄養学上の価値=グリーンフーズとしての魅力が高いことが良くわかります。
■クロレラとの違い
スピルリナと同じようにグリーンフーズとして販売されている製品として「クロレラ」があります。スピルリナとクロレラは製品の外観も良く似ていることから、同じようなものと捉えられることも多いのですが、植物学的には全く異なる藻類です。しかし栄養面では「ビタミン、ミネラルを豊富に含む」という同じ特徴を有していますし、機能性の面でも同様の機能性を有しています。但し、機能性を発揮する作用機序が異なり、これがクロレラとの最大の違いと考えられます。クロレラの機能性は、クロレラ中の核酸成分が体内の免疫細胞(マクロファージやNK細胞)に働きかけて、免疫系統の機能を高めることにより得られるものと考えられています。一方、スピルリナはフィコシアニンを中心とした色素成分が、体内の活性酸素を除去することによって同様の機能性を発揮していると考えられています。従ってスピルリナとクロレラは、どちらかが優れていてどちらかが劣っているというものではありません。
■スピルリナの有用性
スピルリナはグリーンフーズとしての価値(栄養学上の価値)以外にも、主として含有色素やカロテノイド(色素=フィコシアニン、クロロフィルa/カロテノイド=β-カロテン、アスタキサンチンなど)の働きによるものとされる様々な保健作用が研究・解明されてきています。一例を挙げますと、血清脂質調整作用(コレステロール値の正常化)、腸内細菌叢(腸内環境)の改善作用、血圧上昇の抑制作用、免疫賦活化作用、抗ウィルス作用などが挙げられます。 これらの作用は含有色素やカロテノイド持っている抗酸化作用(一重項酸素=活性酸素の消去能力)によるものと考えられています。
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▲安全、安心を確保するために、様々な安全性試験を実施済み。
▲スピルリナ細胞 ※スピルリナはラテン語で「ねじれたもの」