ローヤルゼリーは、働きバチの数十倍も長生きをして、多い時には1日に1,000個から3,000個もの卵を産み続ける「女王バチ」が食べる唯一のエネルギー源です。同じ養蜂産品のハチミツと混同されることもありますが、ハチミツとは色も味も異なるクリーム状の液体(ジェル)です。
◆ローヤルゼリーの機能性
ローヤルゼリーは三大栄養素であるたんぱく質、糖質(炭水化物)、脂質をはじめとして、8種類の必須アミノ酸と14種類のアミノ酸、ビタミン類やミネラル類をバランス良く含んでいます。また栄養成分だけではなく、ローヤルゼリー特有の成分の存在も確認されており、その中でも、自然界ではローヤルゼリーにしか含まれないと言われている「デセン酸」は、ローヤルゼリーならではの働きを支える主要因と考えられています。またデセン酸以外にも「類パロチン」、「ビオブテリン」といった特有の成分があることが確認されています。
ローヤルゼリーは、三大栄養素、微量栄養素(ビタミンやミネラル)、そしてデセン酸をはじめとする特有成分が含まれているのが内容成分の特徴となっており、これら全てが総合的に、且つ相乗的に働き合うことによって、様々な健康維持効果を発揮するものと考えられています。
◆台湾産ローヤルゼリー
台湾で行われている養蜂は、日本や中国で一般的に行われている移動養蜂(転地養蜂)ではなく、「定地養蜂」という方法で行われています。
この方法は優れた環境がなければできない方法ですが、周辺環境に対するモニタリングを的確に行える事、そして何よりも原料トレーサビリティの確保という点において、移動養蜂とは比較にはならない「正確な管理」が可能となります。安心できる原料トレーサビリティ管理の下に作り出されるローヤルゼリーは、品質管理という面でも安心できるものとなります。反面、移動を行わないため蜜源植物には限りがあり、またローヤルゼリーやハチミツを生産できる期間も限られてきます。残念ながら、これはコスト面では明らかに不利な条件となります。しかし、安価なコストのみを追求するのではなく、安心・安全というコンセプトを満たした素材を提供するという考えから、台湾産ローヤルゼリー原料の取り扱いを決定しました。
◆生産地:玉井地区
弊社では幾つかの候補エリアの中から、高級フルーツ「台湾マンゴー」の産地として知られる「玉井地区」を選びました。この玉井地区には、マンゴーをはじめパパイヤ、スターフルーツ、ナツメヤシ、バナナなどを栽培する果樹園があります。その果樹園の中に、専用の巣箱を設置してミツバチを育てています。前述の通り、日本や中国のように養蜂場所を移動しながら行う「移動養蜂」ではないため、生産できる量は限られています。
そのかわりにミツバチの飼育管理・健康管理が高いレベルで実施できています。またその結果、たいへん品質の良いローヤルゼリーが生産されています。美麗の島・台湾の「恵み」そのものといえるローヤルゼリーです。
[ 特 長 ]
・美麗の島・台湾産のローヤルゼリー
・マンゴー、スターフルーツなどを栽培する果樹園でミツバチの飼育
・フルーツを餌に育てられたミツバチから採取
・定地養蜂による万全なトレーサビリティ管理
・ミツバチの飼育管理・健康管理の徹底
◎品質規格
・10‐ハイドロキシ-δ-2デセン酸 3.85%以上
◎梱包形態
10kg/ポリエチレン袋
◎製品原産国
台湾
▲マンゴー、スターフルーツなどを栽培する果樹園でミツバチの飼育
▲ミツバチの飼育管理・健康管理の徹底
▲美麗の島・台湾の「恵み」そのものといえるローヤルゼリーです。