エラスチンとは?
エラスチンは、結合組織や靭帯などの細胞外空間に存在する繊維状のたんぱく質の一種で、ゴムのように伸縮する性質を有しています。人間のからだの中にも多く存在しており、その量はコラーゲンの次に多いとされています。またその性質上、皮膚の真皮、靭帯、腱、血管など伸縮性を必要とする器官に多く分布しています。またエラスチンは、部位的にはコラーゲンと同じ場所に存在しており、コラーゲンを束ねて真皮を支える働き=皮膚の柔軟性を保つ働きを有しています。 通常の食品素材の中でエラスチンを多く含むものとしては、牛すじ肉、鶏の手羽先、軟骨、煮魚の煮凝りなどが挙げられます。エラスチンは、からだの中では夜寝ている間に生成されるとされていますので、夕食にこれらの食材を摂取することも良いかもしれません。
■エラスチンの特徴と機能性
コラーゲンやヒアルロン酸などのスキンケア素材の多くがそうであるように、エラスチンも加齢や肌ストレスとともに失われていく成分です。年齢的には20代後半をピークに減少していくといわれており、若々しい健康的な肌のために大切な成分だと考えられています。このエラスチンの利用は化粧品が先行しており、エラスチン配合の化粧品は数多く上市されています。それらの製品で訴求されるエラスチンの機能性は、
◎細胞と細胞をつないで肌にハリと弾力を与える
◎肌にハリと弾力を与える事で深いシワが作られるのを予防する
◎肌の保湿力を高める
といったことが挙げられています。
■エラスチン CopalisPROLASTIN
・新鮮な海水魚(主にタラ)の魚皮より抽出
・酵素加水分解によりペプチド化
・ペプチド化により消化性に優れる
・分子量は5000以下と低分子化
・幅広いアプリケーションに対応するマリンエラスチンペプチド
■優れた品質管理と安心・安全の追求
サンライフのエラスチン製品「PROLASTIN」は、フランスの食品素材メーカーCopalis社によって製造されたサカナ由来のエラスチンです。Copalis社は1960年に魚肉加工の会社として設立された会社です。1990年代後半からコラーゲンを初めとするペプチド製品の開発・製造に着手しており、数多くのペプチド製品を上市しています。HACCPシステムにより製品製造と品質管理を実施しており、フランス・EU圏内だけではなく、日本や台湾、香港といったアジアエリアにも製品を提供しています。また厳しさを増す食品の安全性確保のための一環として、サンライフ独自の安全性試験を実施しており、日本国内の分析機関において「遺伝毒性試験」、「急性経口毒性試験」、「残留農薬分析」、「抗生物質検査」などを実施して、安心と信頼のマテリアル素材として皆様に御利用頂けるように努めております。
・製品を構成する原材料
【原材料名】エラスチン加水分解物
【配合】100.00%
・包装形態
正味重量:1.00kg
外寸包:H300mm×W220mm×64mm
外装:アルミ袋
・賞味期限
製造日(最終包装)より2年