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エステティックサロン開業にあたって

【第4回】

サロン風土記?

サロンの特徴を打ち出す、ということは重要なことです。

周囲と同じようなことをしていても魅力はなかなか伝わりません。

ということで、サロンの内装や外観とメニューとをリンクさせて、ストーリーを作ることができればベストです。エステティックサロンやSPAサロンでの、「○○ならでは」の特徴を出すことを考えみませんか?それが、サロン風土記。ご当所サロン。ただし、ありきたりではなく高い・良いイメージに結びつくものでなければなりません。
もちろん特徴を出すときには、「自然」の要素をうまくからめて打ち出せればベストです。

さて、具体的にはどんなことができるでしょうか?化粧品の「剤」や、内装の「材」はもちろんのこと、もしかするとサロンの制服もありきたりなデザインでないほうが、ストーリー性を打ち出すのには良いかもしれませんね。入り口に飾ってある花にしても、ただ「美しい」だけではあまり意味がありません。打ち出そうとする「ストーリーに沿っている」ことで、演出効果が数倍になるのです。

タイやバリ、日本以外をルーツにしたサービスが流行していますが、それらにもイメージを喚起させるストーリー性があります。「死海の塩」や岩盤浴での「○○石」も、この流れでしょう。効果もさることながら、「死海」であるからこそのイメージ喚起力は大きく、お客さまにストレートに伝わるのです。
これらをヒントに、たとえば四季をスートリーの軸として、化粧品やサービスを作ることはできないでしょうか?

また、「日本」とひとくくりにしてしまわず、場所による特徴を打ち出すことはできないでしょうか? 水・泥・岩石など、メニューと関連させることが可能な「ご当地ネタ」にはさまざまな例が考えられますよね。あなたの土地の「特徴」は何でしょうか?

ストーリーといっても、特別に「変な・トンがった」ストーリーである必要はありません。が、しっかりとメッセージとして伝わるようなものでなければなりません。
よく整理され、よく伝わり、しかも押し付けがましくなく。と考えると、これも「おもてなしの心」のありかたの一つということがよくわかりますよね。


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