◎ ガラクトオリゴ糖とは
ガラクトオリゴ糖は、善玉菌と呼ばれるビフィズス菌や乳酸菌の増殖を促進するオリゴ糖で、母乳中に含まれる4'ガラクトシルラクトースを主成分とし、2-5糖のガラクトオリゴ糖が混在しています。ほかに乳糖および単糖類を含んでいます。
◎ 効果
1. 腸内ビフィズス菌の増殖促進
ガラクトオリゴ糖を2.5g/日摂取すると、腸内のビフィズス菌の有意な増加が認められています。
2. 難消化性
消化管では分解されず大腸まで到達した後、腸内細菌に利用されます。
3. 便性の改善および排便回数の増加
4. 低う蝕性
ガラクトオリゴ糖はStreptococcus mutans等の虫歯の原因菌生育には利用されません。
5. ミネラル吸収の促進
◎ 物性
・低pH(酸性域)および高温に対して極めて安定的です。
・甘味度が低く、くせのない上品な甘味を有しています。
・保湿性が優れており、食品に適度な保潤性を持たせます。
兼松ケミカル株式会社では少子高齢化と共に高まる健康志向を背景に、様々な機能性食品素材の調達から供給・マーケティングまで、あらゆる場面でお客様をバックアップいたします。