マキベリーは、南米チリ(パタゴニア地方)原産のホルトノキ科植物マキ(Aristotelia chilensis, 別名チリアン・ワインベリー) の果実であり、アントシアニンを豊富に含む濃紫色のベリーです。チリ南部の先住民族マプチェ族は古くから野生のマキベリーの生ジュースや発酵ジュースを作り、滋養強壮・健康増進のために飲用していました。マプチェ族はインカ人やスペイン人などの他民族に侵略されることはありませんでしたが、その理由はマキベリージュースを飲むことで強靭な身体を作ることができ、侵略をはねのけることができたからだと伝えられています。マキベリーの効能として滋養強壮、健胃、鎮痛、解熱、できもの、のどの痛み、下痢、出産、潰瘍、痔疾に有効であると伝えられています。
現代でもマプチェ族によって野生のマキベリーが収穫されています。マキベリーにはアントシアニンが豊富に含まれており、抗酸化作用が非常に強いことが判明しました。抗酸化作用の強いフルーツを「スーパーフルーツ」と呼びますが、マキベリーはスーパーフルーツの中でも最も強い抗酸化活性を示します。オリザ油化(株)は、これまで知られていなかったマキベリーエキスの眼病予防作用、育毛作用、肌の光老化抑制作用を世界で初めて発見しました。特にマキベリーエキスはビルベリー(ブルーベリー)、カシスなどの既存のアイケア素材よりも優れた視神経保護作用を示しました。
【 機能性 】
・ドライアイおよび眼精疲労改善
(二重盲検並行群間比較試験)
デルフィニジン 3,5-ジグルコシド(4 mg/日)を摂取することで,目の渇きや疲れを感じる 4 時間以上 VDT 作業に従事する健常成人男女の涙液分泌量が有意に増加し, VDT 負荷前の「眼の疲れ」,「眼がごろごろする感じ」がプラセボ摂取時と比較して有意に改善した。
・視細胞の光障害抑制作用 (in vitro)
・ドライアイ改善作用 (in vitro、in vivo)
・メタボリックシンドローム予防
(二重盲検並行群間比較試験)
血糖値、ヘモグロビン A1c、 HDLコレステロールが改善した。
・育毛作用(in vitro)
・肌の抗老化抑制作用(in vitro)
・抗酸化作用(in vitro)
・抗炎症作用(in vitro)
・抗糖尿病作用(in vivo)
・動脈硬化予防作用(in vitro)
・骨粗鬆症予防作用(in vivo)
【 由来原料 】
マキベリー果実
【 規格成分 】
総アントシアニン
総デルフィニジン
【 安全性試験 】
(マキベリー抽出物)
・単回投与試験
LD50:2.000mg/kg以上
・染色体異常試験
・ヒト 5 倍量(300mg)摂取試験
・Ames 試験
・90 日反復投与毒性試験
【 上市 】
2012 年 5 月
【 製品グレード 】
-P35(水溶性粉末)
-J(濃縮果汁)
【 推奨摂取量 】
60mg/日(P35)
【 ハラール 】
ハラール認証取得原料
-P35(水溶性粉末)
-J(濃縮果汁)
【 特許 】
日本特許:6265500 号(ドライアイ予防、治療剤)
日本特許:6144536 号(美白剤)
欧州特許:EP2937091 号(ドライアイ予防、治療剤)
カナダ特許:CA2895353 号(ドライアイ予防、治療剤)
イスラエル特許:239478 号(ドライアイ予防、治療剤)
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■ 応用例
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【 食品 】
・加工食品
飲料(清涼飲料水、ドリンクなど)
ハードおよびソフトカプセル、タブレットなど
キャンディー、チューインガム、グミ、ゼリーなど
パン、クッキー、チョコレート、ウエハースなど
ハム、ソーセージなど
【 化粧品 】
・美白、 美容化粧品
化粧水、ローションなど
シャンプー、リンス、
トリートメントなど
パック、ボディジェルなど
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