フキは学名Petasites japonicus、英語名Japanese Butterburからも分かるように、数少ない日本原産の野菜です。風味が良く早春を代表する食材として、日本人に古くから親しまれてきました。
その種類は、山野に自生する野生のフキの他、栽培品種である「愛知早生フキ(P. japonicus Maxim.)」、「水ブキ」、「アキタブキ(P. japonicus Maxim. var. giganteus)」、「ノビスギデンネン」など200種以上を数えます。栽培地としては、愛知県、群馬県、大阪府、北海道において、栽培が盛んであり、この中で「愛知早生フキ」は、生育が早く、収量が多いことから現在では栽培品種の代表格になっています。
愛知県はフキの全国における最大の産地であり、特に知多地区の平成13年度の生産量は6,800トンで、愛知県の約90%、また全国の約40%を占めています。かつては早春の代名詞であったフキは、現在では10月から翌年5月まで出荷できるように栽培されています。
【 機能性 】
・抗アレルギー作用(花粉症改善)
(オープン試験)
くしゃみ回数、臭覚および目の痒みの緩解傾向が認められた。血中の好酸球、好塩基球の比率を低下させることが確認された。
・脱顆粒抑制作用(in vitro)
・ロイコトリエン遊離抑制作用 (in vitro)
・TNF-α産生抑制作用(in vitro)
・抗炎症作用(in vivo)
・血管及び気管の収縮抑制作用 (in vitro)
【由来原料】
フキの地上部
【規格成分】
総ポリフェノール
総テルペノイド
【安全性試験】
(フキ抽出物)
・単回投与試験
LD50:2,000 mg/kg以上
・28 日間反復投与試験
【 上市 】
2004 年 4 月
【 製品グレード 】
-P(粉末)
-WSP(水溶性粉末)
-パウダー(受注生産)
【 推奨摂取量 】
250 mg/日(P、WSP)
【 特許 】
日本特許:第 4822246 号(抗アレルギー剤)
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■ 応用例
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【 食品 】
・加工食品
飲料(清涼飲料水、ドリンク等)、ハードおよびソフトカプセル、タブレット、キャンディー、チューインガム、グミ、クッキー、チョコレート、ウエハース、ゼリー等
【 化粧品 】
・美容化粧品
化粧水、ローション、パック、ボディジェル等
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生産国(地)または原産国 | - |
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