シソの実エキスは、シソやエゴマなどのシソ科植物の種子から、ポリフェノール類を高純度に取り出し、商品化したものです。
"シソ"はシソ科シソ属に分類され、同科・同属にはエゴマ、レモンエゴマなども含まれています。シソとエゴマは外観、有効成分がほとんど同一で、生薬として用いられる場合、混同して使用されることもしばしばあります。シソ、エゴマ種子の日本における歴史は古く、岐阜県北部や長野県では、郷土料理の材料として用いられてきました。これらの地方では現在も"エゴマ"の名で広く親しまれています。
シソの実エキスの成分は、ルテオリン、アピゲニン、クリソエリオールなどのフラボノイドや、ロスマリン酸などのポリフェノール類です。自然界に分布するフラボノイドの多くは、配糖体として存在することが知られていますが、シソの実エキスには、アグリコンの形で多量に含まれています。
【 機能性 】
・IgE 選択的抑制作用
(オープン試験)
アレルギーに直接関与する IgE のみを選択的に抑制することにより、アレルギー応答を低減させる働きを確認。また、免疫力を低下させるような副作用は確認されなかった。
・加齢臭に対する消臭効果
(オープン試験)
加齢臭(アルデヒド臭)の軽減効果を確認。
・抗アレルギーおよび抗炎症作用(in vivo)
・5-リポキシゲナーゼ阻害作用およびヒスタミン遊離抑制作用 (in vitro)
【由来原料】
シソ(エゴマ)種子
【規格成分】
ポリフェノール
【安全性試験】
(-P)
・単回投与試験
LD50:2,000mg/kg以上
・28 日間反復投与試験
【 上市 】
1997 年 9 月
【 製品グレード 】
-P(粉末)
-WSP(水溶性粉末)
-L(水溶性乳化液)
-油
【 推奨摂取量 】
100~150mg/日(P)
【 特許 】
米国特許:US6217875(リポキシゲナーゼ阻害剤)
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■ 応用例
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【 菓子 】
キャンディー、グミ、錠菓、ガム、クッキー、ウエハース、プリン、ゼリー、ヨーグルト等
【 飲料 】
機能性ドリンク、健康補助ドリンク等
【 サプリメント形状 食品 】
カプセル、錠剤等
【 化粧品 】
石鹸、洗顔料、シャンプー、リンス、化粧水、 ローション、ファンデーション、リップクリーム、口紅、歯みがき、消臭スプレー等等
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