キウイフルーツ(Actinidia chinensis Planch.)は,中国の中・南部が原産であり,20世紀に入ってからニュージーランドに渡り,優れた品種が多く育成されてきました。果実の外観がニュージーランドの国鳥「KIWI」の幼鳥に似ていることからキウイフルーツと名付けられました。1966年に日本に紹介された後,1970年代後半から栽培が始まり,現在は年間4万t前後の生産量があります。
キウイは雌雄異株のつる性植物であり,果実は卵状もしくはほぼ球形の液果です。開花期は4~6月で,8~10月に結実します。自生品は,山の斜面,林の周辺,あるいは低木の茂みの中に生えます。中国では彌猴桃(ビコウトウ)と呼ばれ,漢方薬として用いられています。
オリザ油化のキウイ種子エキスとキウイフルーツ油は,食品や化粧品の配合原料として,幅広くご利用頂けるものと考えています。
【 機能性 】
・皮脂量改善(抗ニキビ)作用 (オープン試験)
皮脂の分泌に関わる DHT を生成する 5α-レダクターゼを阻害し、皮脂の過剰分泌を抑えた。
・抗シワ作用(オープン試験)
シワの改善また肌を健康な PH に収束させ、正常な状態に改善する効果がみられた。
・抗くま作用(オープン試験)
目元の明度上昇を確認し、くま予防効果があることが示唆された。
・C.acnes 由来リパーゼ阻害作用(in vitro)
・線維芽細胞増殖作用(in vitro)
・チロシナーゼ阻害作用(in vitro)
・メラニン生成抑制作用(in vitro)
・色素沈着改善作用(in vivo)
・抗炎症作用(in vitro)
【 由来原料 】
キウイ種子
【 規格成分 】
クエルシトリン
ポリフェノール
【 安全性試験 】
(キウイ種子抽出物)
・単回投与試験
LD50:2,000mg/kg以上
・Ames 試験
(油)
・単回投与試験
LD50:5,000mg/kg以上
【 上市 】
2005 年 9 月
【 製品グレード 】
-P(粉末)
-WSP(水溶性粉末)
-油
【 推奨摂取量 】
50~100mg/日(P)
【 ハラール 】
ハラール認証取得原料
-P(粉末)
-WSP(水溶性粉末)
【 特許 】
日本特許:4925692 号(美肌用組成物)
日本特許:5462430 号(抗炎症剤及び鎮痛剤)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■ 応用例
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【 食品 】
・加工食品
飲料(清涼飲料水、ドリンク等)、ハードおよびソフトカプセル、タブレット、キャンディー、チューインガム、グミ、クッキー、チョコレート、ウエハース、ゼリー等
【 化粧品 】
・美容化粧品
化粧水、ローション、パック、ボディジェル等
※詳細はお気軽にお問い合わせください。
----------------------------------------
お電話でのお問い合わせ
東京営業所
TEL :03−5209−9150
----------------------------------------
生産国(地)または原産国 | - |
---|---|
関連リンク | https://www.oryza.co.jp/product/kiwi-seed-extract/?type=fooddetail |