バラ科オランダイチゴ属のイチゴ (Fragaria × ananassa Duch.) は、世界中で食されているフルーツです。属名のFragariaはラテン語で「香る」の意味であり、その由来はイチゴ独特の芳香からきています。イチゴはヨーロッパの中部が原産であり、日本へは江戸時代後期にオランダ人によって伝えられました。日本での生産量は年間約20万tであり、栃木県、静岡県、兵庫県、福井県、奈良県などで栽培されています。イチゴはビタミンCが豊富であると共に、ポリフェノールであるアントシアニン、フラボノイド、フェニルプロパノイド、エラジタンニンを含み、近年その健康機能に関する研究が盛んに行われています。イチゴは種子とともに食用に供されますが、種子に限定した研究は、ほとんど行われていません。
オリザ油化では、イチゴ種子からフラボノイドであるチリロサイド (tiliroside)、ケンフェロール 3-O-グルコシド (kaempferol-3-O-glucoside) などの機能性成分を多く含むエキスを抽出し、水溶性に富むパウダータイプの製品を開発しました (イチゴ種子エキス)。イチゴ種子エキスとイチゴ種子油は、美容食品や化粧品の配合原料として、幅広くご利用頂けるものと考えています。
【 機能性 】
・美容(保湿・美肌・美白)作用
(オープン試験)
肌の水分量改善による乾燥、しっとり感、肌荒れに関する使用実感の改善効果を確認。
・皮膚バリア機能促進作用(in vivo)
・保湿作用(in vivo)
・セラミド増加作用(in vitro)
・フィラグリン・インボルクリン 増加作用(in vitro)
・抗肥満作用(in vivo)
【由来原料】
イチゴ種子
【規格成分】
ポリフェノール、チリロサイド
【安全性試験】
(イチゴ種子抽出物)
・単回投与試験
LD50:2,000mg/kg以上
・Ames 試験
【 上市 】
2008 年 5 月
【 製品グレード 】
-P(粉末)
-種子油(受注生産)
【 推奨摂取量 】
40~80mg/日(P)
【 ハラール 】
ハラール認証取得原料
-P(粉末)
【 特許 】
日本特許:5996156 号(美肌用遺伝子発現促進剤並びにそれを用いた保湿用組成物及び美肌用組成物)
日本特許:6516246 号(フィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤)
日本特許:6433053 号(皮脂線細胞における脂質蓄積促進剤)
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■ 応用例
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【 食品 】
・美容食品
飲料 (清涼飲料水、ドリンク等)、ハード及びソフトカプセル、タブレット、キャンディー、チューインガム、グミ、クッキー、チョコレート、ウエハース、ゼリー等
【 化粧品 】
・美容化粧品
化粧水、ローション、パック、ボディジェル等
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生産国(地)または原産国 | - |
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関連リンク | https://www.oryza.co.jp/product/strawberry-seed-extract/?type=fooddetail |