フェルラ酸はケイ皮酸誘導体の一種で、1886年に、オーストリアのHlasiwetz Barthによりオオウイキョウ属のFerula foetidaから、分子式 C10H10O4を有する3-methoxy-4-hydroxycinnamic acidとして単離・構造決定されました。
フェルラ酸やその誘導体は、植物の細胞壁を形成するリグニンの前駆体で、多くの植物体の器官に普遍的に広く分布しています。その生化学的役割は、種子発芽抑制作用、インドール酢酸酵素阻害及びド−パ脱炭酸酵素阻害作用であり、微生物や病害虫に対する防御作用も知られています。
【 機能性 】
・食品の退色、変色効果
(in vitro、in vivo)
・美白作用(in vivo)
・血糖値降下作用(in vivo)
・血圧降下作用(in vivo)
・脳機能改善作用(in vivo)
【 由来原料 】
イネの種子
【 規格成分 】
フェルラ酸
【 安全性試験 】
・単回投与試験
LD50:857mg/kg以上
・Ames 試験
【 上市 】
1998 年 3 月
【 製品グレード 】
-(食品添加物)
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■ 応用例
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【 食品添加物 】
ソフトカプセル、錠剤、ハードカプセル、キャンディー、チューイングガム、グミ、錠菓、クッキー、チョコレート、ウエハース、ゼリー、ドリンク、等
【 化粧品 】
石鹸、洗顔料、シャンプー、リンス、化粧水、ローション、ファンデーション、リップクリーム、口紅、歯みがき等
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