亜鉛は新陳代謝が効率良く行われたり、酵素の働きを助け、細胞のメンテナンスを行ったりするのに重要な役割を果たしています。タンパク合成にも必要不可欠で、身体の成長に大きく影響します。その他にも、筋肉の収縮の抑制、インシュリン合成・貯蔵に関与、血液の恒常性の保持、体内のpHの調整等、実に様々な働きを担っています。
亜鉛が欠乏すると、発育障害、性機能不全、感覚機能(特に味覚)障害、皮膚障害、食欲不振、免疫不全、代謝異常による糖尿病等、さまざまな障害が起きやすくなる事が分かっています。
一日の必要量は一般の成人で12~15mg、妊産婦は20mg前後、授乳期の母親は25mg前後が望ましいとされています。亜鉛は吸収率がさほど良くない物質で、アメリカの基準では摂取量のうち20%が人体に取り込まれる量として算出されている上、大量の発汗時には一日3mg程の亜鉛が失われますので、肉体労働やスポーツの後などは特に多めに摂取するようお勧め致します。
近年の日本では化学肥料などの多用により、土壌中の亜鉛濃度が低下していると言う報告もあります。
本来は、米を食べる事により亜鉛は十分に摂取できるところ、この影響により市場に出回る食品の亜鉛含有量が低下している事実、
さらには若年層の多くが米より亜鉛濃度の低いパン・麺類を好むと言った食生活の変化も亜鉛摂取量の減少の原因と思われます。
亜鉛は、従来より母乳代替食品以外に添加物として食品に使用する事は認められておりませんが、
マコマ(株)では亜鉛含有酵母(100g中Znを5000mg含む)を使用することにより、食品原料としての供給が可能になりました。
健康補助食品・各種サプリメントのOEM供給メーカーであるマコマは、
亜鉛単体の製品、マルチミネラル等の栄養補助食品、あるいは原料素材として、
お客様のご要望に応じて供給いたします。
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