クロムは肝臓や腎臓、血液、脾臓に存在するミネラルで、糖質のエネルギー代謝と深くかかわっています。1975年、食品に含まれる三価クロム(有毒なのは六価クロム)にインスリンの働きを助ける作用があることが判明し、クロムの血糖値を安定させ、ダイエットや糖尿病を改善する効果に期待が高まり、それ以後大きな注目を浴びるようになりました。
腸管から吸収された糖質はブドウ糖に分解されて、血液に送り込まれます。
血糖値の上昇が感知されると、膵臓からインスリンが分泌されて、血液中のブドウ糖は筋肉や肝臓に取り込まれます。筋肉に取り込まれたブドウ糖は運動エネルギーとして使われ、肝臓ではグリコーゲンとして蓄えられますが、過剰に摂取された分は脂肪細胞に蓄積され、肥満につながります。
また、クロムには脂質代謝をうながし、血液中の中性脂肪やコレステロール値を正常に保つ働きもあります。クロムをしっかりとっていれば、動脈硬化や心臓病の予防にも有効です。
一日の必要量は一般成人で30~35μgが望ましいとされています。
健康補助食品・各種サプリメントのOEM供給メーカーであるマコマは、
クロム単体の製品、マルチミネラル等の栄養補助食品、あるいは原料素材として、
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