インディアンデーツ(タマリンドTamarindus indica L.)は、アフリカ原産のマメ科に属する常緑高木植物で、アジア・アフリカ等の熱帯地方に自生し、インド・タイでは栽培が行われています。現地では、主に果肉部分を、飲料、菓子、カレーおよびソースの風味付けに利用しています。また種子は、コーヒーの代用として飲用する他、民間薬として下痢や腫瘍の治療に用いられています。日本では、種子の胚乳部分に含まれる多糖類をタマリンドシードガムとして増粘剤用途に食品類に利用すると共に種皮部分は、タンニンを含有していることから、天然添加物リストでは製造用剤、色素として利用が認められています。
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