ロゼット
ミルククレンジングが4億円を売り上げるヒットに
ロゼット(株)(本社東京都品川区、西海枝仁社長)の販売する乳液状のクレンジング「ロゼットクレンジングミルク」が、2004年2月の発売から5月半ばまでの累計で4億円を売り上げている。販路は、ドラッグストア、バラエティストア、スーパーなど約3万店。
同製品は、“パルミチン酸イソプロピル”を始めとする5つのミルク状に乳化した油成分で皮脂や汚れを浮き立たせ、“PEG-7イソノナン酸イソノニル”などの乳化剤でそれらを除去し、化粧水などでふき取る製品。こうした水で洗い流さないクレンジングは、フランスでは主流であるという。オイルタイプのクレンジングは洗浄力が強くウォータープルーフタイプのマスカラや毛穴の角栓を取り除くことができる反面、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまい、肌のバリア機能を妨げる危険性がある。同社では、こうした背景を踏まえ乾燥肌や敏感肌、肌荒れをしている人に向けて洗浄と保湿を両立できる同製品を開発した。
さらにアロマ効果でリラックスできる“ラベンダー精油”、肌に潤いとハリを与える“オタネニンジンエキス”、毛穴を引き締める“ローヤルゼリーエキス”、天然由来の保湿成分である“スクワランオイル”・“オリーブオイル”を配合した。また無着色・無鉱物油で肌に優しい処方となっている。
使用方法は、同製品を顔全体につけて優しくマッサージし、汚れを浮き立たせてから化粧水などで湿らせたコットンで拭う。税込価格は180mlで1890円と抑えた。