日本人に合った善玉菌配合のヨーグルト「恵megumi」発売

日本ミルクコミュニティ（株）（本社：東京都新宿区、小原實社長）は14日、日本人の体質にあった善玉菌を使用したプロバイオティクスヨーグルト「恵megumi」を、また3月28日に特定保健用食品のファミリー向けプレーンタイプ「ナチュレ恵megumi」を発売する。

プロバイオティクスは、乳酸菌など人体に有益な働きをする微生物。今回発売される両製品には、欧米人に比べ腸の長さが1.5倍ある日本人に合う、乳酸菌の代表、善玉菌のうち、ガセリ菌SP株とビフィズス菌SP株を使用。

両菌とも、日本人から検出されやすい善玉菌で、ガセリ菌SP株は小腸に、またビフィズス菌SP株は大腸に住む。それぞれ腸に生きたまま届き、長く留まって効果を発揮する。善玉菌には独特の酸味があり、ヨーグルトのおいしさを損ねることが多いが、今回、商品を開発するにあたりガセリ菌の添加方法を調節、酸味を押さえることに成功した。

また、ヨーグルトのおいしさのもとになる酪農乳酸菌、ブルガリクス菌とサーモフィルス菌も配合した。

「ナチュレ恵megumi」は、整腸作用が認められた特定保健用食品。日本人に多いといわれる乳製品を摂取した際のお腹のゴロゴロを防ぐため、原因となる乳糖をあらかじめ分解した。また、乳糖を分解することで、善玉菌のえさとなるガラクトオリゴ糖も生成される。工程上の理由から、「恵megumi」にはガラクトオリゴ糖を添加した。　

「恵megumi」は120ｇ・105円（税込）、「ナチュレ恵megumi」は500ｇ・252円、200ｇ・136円（ともに税込）。