大豆サポニンは大豆の胚芽に多く含まれる微量健康成分で、大豆の苦味成分でもあります。大きく「Aグループサポニン」と「Bグループサポニン」に分類され、一般的に胚芽中には「Aグループサポニン」を多く含みますが、「Aグループサポニン」は苦味が強いことが知られています。大豆サポニンは中高年者の健康維持のために、健康食品等に利用されています。
■J-オイルミルズ サポニンB-50 について
Bグループサポニン……50%以上
総サポニン含量………………70%以上
【J-オイルミルズサポニンB-50の特徴】
[ 1 ]非遺伝子組み換え大豆胚芽からエタノールで抽出・精製した食品素材です。
[ 2 ]大豆胚芽中では通常、苦味の強い「Aグループ大豆サボニン」の比率が高いですが、当社独自の製法により、「Aグループ大豆サボニン」の比率を下げ、「Bグループ大豆サボニン」を50%以上含む製品となっており、苦味が低減されております。
[ 3 ]大豆サポニンでは「Bグループサポニン」特有の機能に関する報告が増えております。
[ 4 ]総サポニン含量に関する規格も設定し、商品設計しやすくなっております。
[ 5 ]大豆サボニンは熱やpHに対して安定ですので、単独でのご使用はもちろん、様々な食品との組み合わせが可能です。
[ 表示 ]
原材料として表示する場合は、大豆抽出物、大豆胚芽抽出物、大豆抽出物(大豆サボニン含有)、大豆胚軸抽出物(大豆サポニン含有)等の記載ができます。なお、正式な表記については所轄の保健所に御相談下さい。
[ 賞味期限 ]
未開封で製造日より3年間
[ 保存方法 ]
直射日光を避け、低湿冷暗所に保管してください。開封後は吸湿を防ぐため封をし、できるだけお早めにご使用下さい。微粉が発生しやすいのでお取り扱いにご注意下さい。
[ 荷姿 ]
1kgアルミ袋
[ 安全性 ]
ラットを用いた単回経口投与試験(2000mg/kg体重)、復帰突然変異試験を実施し、その安全性を確認しております。
【サポニンの機能】
大豆には蛋白質、糖質、ビタミン類、イソフラボンなどの成分が含まれており、数多くの生理機能が報告されています。その中でも大豆サポニンは大豆に含まれる機能性素材の代表的なひとつです。大豆サポニンには脂質代謝改善、肥満抑制、肝機能改善、脂質の酸化抑制作用、血圧上昇抑制、高血糖改善といった機能が報告されております。大豆サポニンによる総コレステロール、中性脂質の低下はヒトへの投与試験によっても報告されています。
大豆サボニンのなかでも「Bグループサポニン」については、特有の機能が報告されています。
・中性脂質増加抑制
・血圧上昇抑制
・血糖値上昇抑制
・吸収性
▲グループサポニンの機能(中性脂質増加抑制)
▲中高年者の健康維持のために、健康食品等に利用されています。
▲2014年 J-オイルミルズは創業10周年を迎えました。