ツバキ種子エキス末は、コラーゲン、ヒアルロン酸の産生促進効果など、美肌、美容素材としてご利用いただける原料です。原料のツバキ(椿)はツバキ科ツバキ属の常緑樹で、日本では昔から鑑賞用植物として知られています。
ツバキの実は、春に花を咲かせると同時にみのり、半年かけて熟成されます。
熟成された実は、緑色から茶色に変化し、果皮が割れてこのような黒い種子が出てきます。この種子にツバキサポニンが豊富に含まれるのです。弊社は国産、伊豆諸島のツバキ種子のみを利用しています。
ちなみに椿油もツバキの種子を絞ったもので、整髪や化粧品、食用など幅広く使用されています。
【期待される効果】
◎ツバキ種子エキスの美肌効果
ツバキ種子エキスは繊維芽細胞増殖効果、コラーゲン、ヒアルロン酸の産生促進効果がみとめられ、 また、細胞増殖効果、コラーゲン産生促進効果についても、ツバキサポニンの効果である可能性が考えられました。 さらに動物実験では、紫外線による皮膚炎症の抑制効果も認められました。 ツバキ種子エキスは美肌効果が大変期待できます。
【安全性自主点検認証登録取得】
本品(ツバキ種子エキス末)は、健康食品の安全性自主点検の認証登録を受けております。
【 実 験 結 果 】
〜シワ改善効果(内服による効果)〜
シワモデルマウス(UV-B照射マウス)を用いた試験で、「ツバキ種子エキス末(300mg/kg)」を経口摂取させるとコントロールに比べて、表皮の肌水分量の回復スピートが速くなり、外観上も体表のシワが改善されていることが確認されました。
〜肌修復効果(外用による効果)〜
ヘアレスマウスのUV-B照射による赤くただれる肌炎症が「ツバキ種子エキス末(1%溶液)」の塗布によって軽減されることが明らかになりました。また、マウス血糖中の炎症性サイトカイン(TGF-β1)の上昇も確認されました。試験後の肌切片では、UV-B照射による表皮の肥厚化が軽減されているのが確認されました。
〜血流改善効果〜
44〜65歳の薄毛の男性6名に「ツバキ種子オイル末」200mgを摂取して頂き、30分後、60分後の手の甲と頭皮の血流をレーザードップラー血流計で測定したところ、手の甲では6名中5名が、頭皮では被験者全員が「ツバキ種子オイル末」摂取により血流量が増加しました。この結果より「ツバキ種子末エキス」は美容だけでなく冷え対策や育毛系の機能性素材としてもお使い頂くことができます。
〜温熱効果(内服による効果)〜
24〜48歳の女性6人を対象とした単盲検クロスオーバー試験で、「ツバキ種子エキス末」摂取により冷やした手指の表面温度が高くなる事を確認されました。冷やしてからの温度変化率は、同素材摂取から20〜30分後において、プラセボ群との間で有意差が認められた。
〜抗糖化(CMA&CML生成抑制)作用〜
「糖化」とは、糖とタンパク質(アミノ酸)が非酵素的に反応し、AGEs(糖化最終生成物)ができる現象です。AGEsの中でもCMAやCMLは、コラーゲンの糖化により生成され、結合組織の老化(肌のハリ、弾性低下など)に関係すると考えられています。
ツバキ種子キス末は、有名な抗糖化素材と比較して、低濃度(0.25mg/ml)でもCMLの生成抑制効果があることを確認しております。また、CMLの生成抑制効果も別試験により確認されております。
【製品規格】
◎包装
内容量 1kg〜
◎包装形態
内容量に応じて(アルミ袋・斗缶・ファイバードラム)
◎保管方法
冷暗所、湿度の低いところで保管してください。
◎品質保証期間
納品後1年(ただし、未開封の状態)
◎品質管理
製品検査:ロット毎