アカショウマ(Astilbe thunbergii)とは、ユキノシタ科チダケサシ属の植物で、日本では本州、四国、九州各地の山地に自生する高さ40〜80 cmの多年草です。葉は根茎から根生し、6月頃に白色〜薄いピンク色の小さな花を咲かせます。アカショウマの名前の由来は、生薬で用いられる升麻(Cimicifuga foetida L.)と外観が升麻に似ており、根茎が赤味を帯びていることからアカショウマと呼ばれるようになったと言われています。別名、紅(ベニ)ショウマとも呼ばれています。アカショウマはユキノシタ科の植物であり、升麻(キンポウゲ科)とは全く別種の植物ですが、升麻の代替品または類似品として、民間療法的に漢方で用いられてきたことが、文献などでも紹介されています。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎ 「アカショウマ」に含まれている成分
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【 「ベルゲニン」という物質に関する知見 】
アカショウマにはベルゲニンが豊富に含まれています。脂肪細胞に溜まった脂肪の分解は、アドレナリンが細胞の受容体を刺激することにより、分解が進みますが、培養細胞を使った試験で、このアドレナリンと受容体の結合を刺激・増幅することが報告されています。
【 「アカショウマポリフェノール」という物質に関する知見 】
アカショウマに含まれるポリフェノールには、膵リパーゼを阻害することが明らかにされています。食事で摂取した油脂は、そのままでは吸収されず、腸内で膵リパーゼによって脂肪酸とグリセロールに分解されて、腸管から体内に吸収されます。アカショウマポリフェノールはこの膵リパーゼの活性を阻害し、腸内で油脂が分解されるのを阻害することが知られています。
【 安全性自主点検認証登録取得 】
本品は、健康食品の安全性自主点検の認証登録を受けております。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎ 「アカショウマ」に期待される効果
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
・脂肪吸収抑制効果
・脂肪分解効果
・エネルギー燃焼効果