クランベリーとは主にアメリカ北部の寒冷地で自生しているツツジ科の植物です。クランベリーの鮮やかな真紅の果実は、古くからネィティブアメリカンの間で、食料、染料、民間薬として利用されてきました。日本ではあまり馴染みがありませんが、アメリカやヨーロッパではクランベリーをソースやジュースにして食すほど身近なフルーツになっています。このように身近に食されてきている背景には、クランベリーが多くの機能性を持ち合わせた食材であることがあげられます。
クランベリーの機能性としては、ビタミンCやポリフェノールを豊富に含み、生活習慣病を防ぐ抗酸化活性をはじめ、歯周病・歯肉炎の予防効果や抗結石作用、心臓保護作用などがあります。そして特筆すべきは、抗細菌付着効果があげられます。抗細菌付着効果は、膀胱炎や腎盂炎などの尿路感染症細菌や胃炎・胃潰瘍などの原因となるピロリ菌を体外に排出してくれる働きです。その効果を担っている成分がポリフェノールの一種であるプロアントシアニジン(PACs)です。
-------------------------------------------
◎ クランピュアFに含まれる成分について
-------------------------------------------
【 プロアントシアニジン(PACs) 】
クランピュアFはプロアントシアニジン(PACs)を30〜32%含有したクランベリーエキス末です。クランベリーに含まれるPACsは、A型という構造を持ちます。このA型プロアントシアニジンこそが、抗細菌付着作用を生みだします。その作用機構としては、A型プロアントシアニジンが尿路感染症の原因菌である大腸菌などの線毛にくっつくことで、尿管上皮細胞への付着を防ぎます。*アメリカ産クランベリーを搾汁・抽出後に精製し粉末化した、仏ダイアナナチュラル社製「CranPure F」を提供しています。
【 一口メモ : 尿路感染症とは 】
尿路感染症は、腎臓から尿感、膀胱、尿道の経路に細菌が付着・増殖して患部を炎症させる病気です。特に、女性や子どもなどが感染しやすい傾向があります。尿路感染症の治療には、抗生物質なども使われますが、欧米の医療機関ではクランベリージュースを推奨することもあるようです。
-------------------------------------------
◎ クランベリーに期待される効果
------------------------------------------
・尿路感染症にかかる頻度軽減効果
・抗酸化作用 (クランピュアFのORAC値 1500)