グロスフィリンPは、ヘモグロビンより製造されたポルフィリン誘導体「ヘマチン」(上図)を主成分とする機能性ヘアケア原料です。
パーマネント・ウェーブやブリーチ処理による毛髪のダメージ部、老化によって起こる毛髪の脆弱化部に付着して毛髪を補修、風合いの良好な光沢がある豊かな髪に仕上げます。
また、S-S結合形成を強化する作用(触媒作用) があるため、パーマネント・ウェーブ処理において、セット力や毛髪自体の強度を高める効果が期待されます。
サロンでの施術時や専売品、ホームユースでのスペシャルケア、日常使いのシャンプー、トリートメント(インバス・アウトバス)など幅広くご利用いただけます。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■ ラインナップ
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
・グロスフィリンP (PD) <パラベン・エタノールフリー>
・グロスフィリンP (PF) <パラベンフリー>
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■ ヘアダメージケア&スタイリング向上
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
・CMC溶出ダメージ改善作用 (ねじり剛性改善)
・キューティクル改善作用 (ブリーチ処理ダメージ)
・ヘアカラー退色防止作用
・ヘアカラー濃染作用
・パーマネントウェーブ保持作用
・毛髪ハリ回復作用
・過酸化水素消去作用
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■ 推奨配合量
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1%
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■ 原材料名
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ヘマチン(豚血液)
グロスフィリンPは、ヘモグロビンより製造された分子量 633.5のポルフィリン誘導体「ヘマチン(右図)」を主成分としています。
グロスフィリンPのポルフィリン骨格の中央にある鉄原子が、毛髪に付与した際に毛髪ケラチンタンパクのヒスチジン (His)と結合、さらにビニル基とケラチンタンパクのシステイン (Cys)が結合することにより、グロスフィリン P は毛髪に強く付着し、毛髪の補修などの効果を発揮すると考えられます。
▲パーマネント・ウェーブ保持作用
▲ポルフェリン誘導体「ヘマチン」を主成分とするヘアケア原料
▲キューティクル改善(ブリーチ処理ダメージ)