緑豆は、優れた解毒作用と抗アレルギー作用を持つ素材として、和漢では古くから利用されています。
花粉症、喘息、アトピーなど、アレルギーに悩む方は増えています。
更にサイトカインストームによる過剰免疫が身体に悪影響を与えることが知られるようになり、様々な感染症の重症化の要因ともいわれています。
緑豆に含まれるビテキシンと呼ばれるポリフェノールがサイトカインストームの害を軽減するといわれています。
■記述のお取り扱い
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アルコールを含む有害物の解毒は主に肝臓と腎臓で行われます。
これらの臓器の機能が低下していると、有毒物の排出がスムーズに行われません。
緑豆は肝機能や腎機能を高めることが示唆されています。
一般的に、日本人の体質はアルコールを分解する酵素の機能が弱いため解毒の代謝が追い付かず、二日酔いや悪酔いをしてしまうことがあります。
またアレルギーについては、食品添加物や農薬、環境汚染の影響でアレルゲンに対して敏感な体質にさせているという学者もいます。
アレルギーについては過剰免疫による身体への悪影響が懸念されています。
免疫は身体を守るために重要な働きをしていますが、暴走すると炎症を引き起こし、組織にダメージを与えてしまいます。サイトカインストームと呼ばれる現象です。
サイトカインは免疫細胞から放出される炎症物質ですが、それが連鎖的に他の免疫細胞からのサイトカインを誘導し、炎症を強め、拡大させるのがサイトカインストームです。
サイトカインストームは、花粉症やアレルギー湿疹、喘息に代表されるI型アレルギーや、リウマチ、エリテマトーデスなどの膠原病、脳卒中や心筋梗塞の原因となる動脈硬化と深く関係しているといわれ、老化も助長していると指摘されています。
このサイトカインストームを起こさせるスイッチ的な働きがあるのが、HMGB1と呼ばれるタンパク質です。
驚くことに、緑豆に含まれるビテキシンと呼ばれるポリフェノールには、HMGB1の活動レベルを下げることにより、サイトカインストームによる慢性炎症を抑制するはたらきがあると示唆されています。
(出典:中薬大辞典など、学会発表資料多数)
■緑豆の経験的な使われ方
もやしや春雨の原料として知られる緑豆は、中国や韓国では急性アルコール中毒や鉛、ヒ素の中毒、農薬などの解毒に利用してきました。
現代でも、中国では、緑豆の解毒作用に注目して、大気汚染(PM2.5)対策として、緑豆の積極的な摂取が推奨されています。
また、緑豆は抗炎作用があるため、荒れ肌や過敏肌にも利用されています。台湾では美容パックなどとしても売られています。
さらに、国内外での研究により、緑豆から抽出されたエキスが、サイトカインストームを抑制すると示唆され、花粉症やアレルギー湿疹はもとより、膠原病や心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などの対策に期待が寄せられています。
●緑豆に含まれる有効成分
◇ポリフェノール(ビテキシンなど) ◇サポニン ◇カリウム ◇オリゴ糖
■緑豆エキスの特徴
弊社の緑豆エキスは、酢酸で抽出された水溶性のエキスパウダーです。
卵黄や大豆はアレルギーの原因となる食品の一つですが、その原因物質はタンパク質です。緑豆にもタンパク質は含まれているのですが、酢酸で抽出することによりタンパク質を変性させ、アレルゲンとしての性質を減弱させています。これは、胃の中でタンパク質を分解する仕組みと似ています。その一方で酢酸という溶媒がポリフェノールなどの有効成分の抽出量を高めています。
■裏付けとしての調査
取り扱う抽出エキスの作用や効果を確かめるために、成分の分析や動物実験、簡易臨床調査を行っています。
●本品の調査
◇各食品素材のマウスにおける単回経口投与毒性試験
◇農薬のマラソン、メソミルによる急性肝障害に及ぼす緑豆抽出物の効果
◇緑豆エキスの総ポリフェノール量の分析
◇緑豆エキスのラット腹腔肥満細胞からのヒスタミン遊離に対する抗アレルギー薬トラニラスとの比較
◇緑豆エキスのスーパーオキシド(SOD)消去活性
◇緑豆エキス中のビテキシンの分析
■お勧めの配合素材
黒梅・ケイケットウ・ウコン混合エキス、大根の種・ダイダイ・麦芽混合エキス、乳酸菌、じゃばら、青汁、紫蘇、甜茶など
●本エキスを配合したOEM製品をご希望の方には、効果的な処方でお試しサンプルをご提供致します!
論より結果、主材あるいは陰の主材としてご利用ください!
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