甘草抽出物は、中国、ソ連、中近東、欧州などの温帯地域に産するマメ科多年生植物:甘草(Glycyrrhiza glabra)の根茎に3〜4%含まれる甘味成分(トリテルペノイド配糖体)を抽出・精製したもので、その主成分であるグリチルリチンは砂糖の約250倍の甘味を有しています。
甘草は古く4000年の昔、メソポタミアの渓谷で発見され、強壮剤、美容薬として用いられたのがその起源とされています。また中国最古の薬物書である「神農本草経」にもその食効に関する記述がみられ、現在では広く医薬品、調味料、タバコ香料等に利用されています。
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