緑茶とは・・
緑茶はツバキ科植物・チャノキThea sinensis の芽葉を原料として製造した飲み物で、製造方法の違いから、「発酵茶(紅茶)」、「半発酵茶(ウーロン茶)」、「不発酵茶(緑茶)」の3つに大別されます。これらのうち、緑茶は製造の第1段階で、茶葉を蒸気または火熱で熱し、茶葉中に存在する酵素を失活させて酸化を防ぎ、固有の緑色を保つように造られており、日本茶は蒸気を使用して製造することを特徴とし、中国茶はかまでいることを特徴としています。喫茶の風習は中国から伝わりました。聖武天皇の時代には、薬用としてわずかに飲用されていましたが、後鳥羽天皇のとき、栄西が宋より留学を終えて帰国するときに、製茶法と種子を持ち帰ったといわれています。このように、お茶は飲料としての歴史が古く、喫茶は我々の生活習慣の一つとして定着しています。しかし、健康に対する認識の変化に伴い、お茶についての成分分析、薬理活性の探求が進み、健康に対するお茶の機能として、「抗腫瘍作用」、「抗酸化作用」、「変異原及び発癌プロモーター抑制作用」、「血圧降下作用」などが報告され、優れた機能性食品の1つとみなされるようになりました。
丸善製薬株式会社の「緑茶抽出物MF」は、機能性食品原料です。
詳細につきましては、お気軽にお問合せ下さい。