マカ(学名:Lepidium meyenii Walp アブラナ科)は、ペルー原産で、南米ボリビア・チリのアンデス地方の高地(3000〜4000m)で自生ないし栽培されなかでも栽培の歴史は古く、2000年前にインカの原住民により始められたとされています。ブロッコリーやワサビ、ダイコン、カブと同じアブラナ(Brassicaceae)科に属し、地下の塊茎部分を食用、健康食品などとして利用されます。
原産地付近では専ら食用として利用され、焼いたり蒸したり煮込んだり、乾燥させた粉末は水や牛乳などと煮ておかゆにしたり、その他発酵飲料マカチャーチの原料にもなります。乳幼児にもミルクに混ぜて食べさせることが有り、その他にも高地での家畜の繁殖能力を高める目的でマカが利用されたと200年前の植民地の記録にあります。アメリカに紹介されたのは1994年ごろで、体力づくりに利用され、日本には1998年にペルーの物産としてフジモリ大統領によって紹介されました。
◎ マカの有効性について
滋養強壮・活力増強、免疫賦活作用、持久力の向上、疲労感の軽減