うずらにんにく卵黄を取り扱うOEMメーカーのアルテクノ工業。その開発ストーリーを探る。

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健康美容EXPO:TOP > 原料特集 > 健康食品OEMメーカー発 こだわりの健康素材「うずらにんにく卵黄」

卵黄にうずらを使った「うずらにんにく卵黄」を、取り扱うOEMメーカーのアルテクノ工業。

伝統食を手軽に摂取できる形状にしたことで健康食品として一気に拡大した「にんにく卵黄」。いまでは多くの製品が出回っているが、その中で異彩を放つ製品がある。卵黄にうずらを使った「うずらにんにく卵黄」だ。取り扱うのはOEMメーカーのアルテクノ工業。その開発ストーリーを探るとOEMメーカーの域を超えた「こだわり」と「執念」が浮かび上がってくる。

ルーツは江戸時代

匂いの問題をクリアして生まれ変わった「にんにく卵黄」

にんにく卵黄のルーツは、江戸時代にまでさかのぼる。南九州を中心に普段の食事から長旅に用いることなどで、薩摩の人々の健康を支えていたといわれる。ともに栄養価の高い食品を組み合わせたにんにく卵黄は、シンプルながらも調理には膨大な時間と手間がかかる。さらに匂いも強いことから、作り手も減り、次第にみかけることがなくなった。

一度は、途絶えた「にんにく卵黄」。再び脚光を集めたのは、健康食品として登場したことがきっかけとなった。作る手間、そして匂いの問題をクリアして“生まれ変わった”にんにく卵黄。もともと、滋養食としての実績があるだけに、手軽に摂れるとなれば、ニーズが起こるのは当然。CMでの露出度が多かったことなども追い風となり、一気にその市場は拡大した。

安心・安全訴求で市場が急拡大

にんにく卵黄は、各社が素材へのこだわりを重視している。

健康食品として登場したにんにく卵黄は、各社が素材へのこだわりを重視し、安心・安全を第一に国産を中心に素材を厳選。そうしたこともあり、消費者からも確かな信頼を得る健康食品へと成長した。「うずらにんにく卵黄」は、素材へのこだわりをさらに一歩深めた結果生まれた、一味違う高機能なにんにく卵黄といえる。

 

なぜOEMメーカーがにんにく卵黄に着目したのか

扱うのは、OEMメーカーのアルテクノ工業。健康食品製造において、本来は裏方的な役割を担う同社が、なぜ、うずらにんにく卵黄にたどり着いたのか…。決してブームに便乗したわけではない。有坂社長の健康食品へのこだわりが結実したひとつの形が、うずらにんにく卵黄の開発につながった、というのが正しい見方だろう。

OEMメーカーアルテクノ工業の健康食品へのこだわりが、うずらにんにく卵黄の開発につながった。。

仕事柄、健康食品との関わりが多い有坂社長。そうした中で、常に興味を引かれるのが、“なぜだか利く”といわれる伝統食。ヤツメウナギやマムシ、すっぽんなど、昔から体にいいと言われ、食されているものの、メカニズムはいまひとつ分からない、そうした類のいわゆる健康食品に有坂社長は、昔から着目していた。にんにく卵黄との出会いも10年以上前になるが、いつか必ず製品化したいと思い描いていた。

こだわり抜いてたどり着いた納得の「にんにく卵黄」

アルテクノ工業独自の「伝統式釜炒り製法」

長年の思いを具現化する原料作りでは、当然のように何度も試行錯誤を繰り返した。その末にひとつの製法にたどり着いた。それが、アルテクノ工業独自の「伝統式釜炒り製法」だ。30時間以上かけてじっくりと作り上げることでうまみや有効成分などを逃さず素材の良さを最大限に引き出す。

 
にんにくの栄養価

原料となるにんにくは、青森県弘前市にある、有坂社長と20数年親交のある農家とジョイント。リンゴ堆肥と手作業による除草など土作りから徹底してこだわって作り上げた福地ホワイト六方を使用する。さらに卵黄には通常の鶏卵ではなく、「うずらの卵」を採用した。

福地ホワイト六片と外国産にんにく
 
うずらの卵と一般的な鶏卵と栄養成分を比較

うずらの卵は、一般的な鶏卵と栄養成分を比較すると、疲労の回復や脳の働きを活発にするビタミンB1が2倍以上、貧血や動脈硬化を予防するといわれるビタミンB12は5倍以上など、その栄養価がすぐれている。納得のいくにんにく農家から作り出された「にんにく」と栄養価に優れる「うずらの卵黄」。それに加えての「オリジナルの製法」。こだわりの強い有坂社長も納得の組み合わせで、思い描いていた“にんにく卵黄”として、「うずらにんにく卵黄」はついに完成した。

 

アルテクノ工業は、OEMメーカーとしてクライアントともに製品づくりを模索する。

OEMメーカーとしてクライアントともに 製品づくりを模索

執念ともいえるこだわりで、原料としては納得のいく製品が開発できた。だが、にんにく作りも、にんにく卵黄も原料作りには量的に限度がある。一体、どうすれば、最良の形で消費者に届けることができるのか…。次なる課題に突き当たったが、有坂社長にブレはなかった。OEMメーカーとしての役割をしっかりと認識した上で、確実に市場に受け入れられる製品づくりが重要であり、それが会社としての使命。ゴールはハッキリとみえている。その道のりにおいては、これからクライアントと共に歩みながら模索していきたいと考えている。

にんにく卵黄市場は、現在も衰えることなく安定的に伸びている。参入を考えるメーカーもいまだ多いが、他とは違う高品質な「にんにく卵黄」を消費者に提供したい。そう考えているのなら、同社に相談してみるのが、その近道になるかもしれない――。

同社は、健康食品OEMメーカーとして、企画から製品化まで一貫して実施できる体制を整える。アイディアだけ、からでも販売可能な完成品にまで仕上げて納品する。素材については、上記のうずらにんにく卵黄のほか、ローヤルゼリー、薩摩かめ壺仕込み黒酢など、有坂社長のこだわりのものが揃う。品質管理においてはクリーンルームを完備した最新鋭の自社工場で、ISO22000(食品安全マネジメントシステム)に基づいて実施、万全の態勢を敷く。小ロットにも対応しており、これから健康食品市場に参入を考える企業や新しい切り口の製品投入を考える企業にとっては、頼もしい存在といえる。

うずら卵

ザルそばなどで知られるうずら卵は、小さいながらも優れた栄養価を誇る。特に元気の素といわれるビタミンB1は、一般的な鶏卵の2倍以上、滋養卵の烏骨鶏卵よりも豊富に含有する。ビタミンB1は、壊れやすい難点があるが、にsんにくの成分アリシンと結合してできるアリチアミンと摂取することでより長く体内にとどまれることが分かっている。

うずらにんにく卵黄

うずらにんにく卵黄を使った末端製品は、(株)ライフィックから販売されている。1粒に150mgのうずらにんにく卵黄粉末を使用した小粒のソフトカプセルタイプで、DHAを含有するカツオ油を配合するなど、飲みやすさ、続けやすさで愛用者も多い。中高年の利用者からは疲れにくくなったなどの声が寄せられているという。

うずらにんにく卵黄を使った末端製品
【アルテクノ工業株式会社】

各種栄養補助食品の受託製造業務
・受託加工(ハードカプセル、ソフトカプセル、糖衣錠、ノンシュガー糖衣錠、錠剤、他)
・受託包装(瓶、箱、アルミ袋、PTP、三方シール、スティック、他)
・包装企画(ラベル、化粧箱、各種容器、ダンボール、他)
・商品企画・処方立案、試作・他
・品質管理(微生物検査、他)
・原料供給(48時間ローヤルゼリー、黒酢、にんにく卵黄、他)

【所在地】

埼玉県所沢市東所沢1-16-4
URL:http://www.arutechno.co.jp/

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アルテクノ工業株式会社
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