ポルフィリディウムエキスは、沖縄県近海で採取された微細藻類(紅藻類)ポルフィリディウムの熱水抽出物です。
沖縄の海水に由来するポルフィリディウムはサンゴと共生することが知られています。紫外線防御物質として知られるMAAs(マイコスポリン様アミノ酸)のほか、抗酸化機能や免疫賦活機能が期待される高分子多糖体を持ちます。
ポルフィリディウムは、もっとも紫外線を受ける熱帯サンゴ礁海域などの浅所に生育する上で紫外線や酸化ストレスから身を守るはたらきをしていると考えられています。
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■ 有効性データ 免疫細胞賦活効果 【参照:画像右上】
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サンプル
(1)ネガティブコントロール
(2)ポジティブコントロール(競合品)
(3)ポルフィリディウムエキス(3濃度で検討)
・マウス由来マクロファージ細胞にポルフィリディウム工キスを添加し、サイトカインの一種であるIL-1αのmRNA発現量解析を行いました。
・測定方法:リアルタイムPCR法
サンプル
(1)ネガティブコントロール
(2)ポジティブコントロール(競合品)
(3)ポルフィリディウムエキス(3濃度で検討)
・マウス由来マクロファージ細胞にポルフィリディウム工キスを添加し、腫瘍壊死因子の一種であるTNF-αのmRNA発現量解析を行いました。
・測定方法:リアルタイムPCR法
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■ SDGs時代に求められるサステイナビリティ
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微細藻類は植物の一種であり、光合成を行い、細胞分裂を経て増殖します。したがって温室効果ガスの一種である二酸化炭素の削減に寄与しながら、何度でも繰り返し増殖させることが可能です。
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■ 成分情報(化粧品表示名称)
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表示名称 / 組成(%)
ポルフィリジウムクルエンタムエキス ※1 / 1%
フェノキシエタノール / 1%
水 / 98%
※1 INCI : Porphyridium Cruentum Extract
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■ 安全性情報
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以下の試験により安全な素材であることを示す結果が得られております。
・皮膚一次刺激性試験(代替法)
・閉鎖パッチテスト
・眼刺激性試験(代替法)
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■ 期待される機能
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[ 免疫細胞賦活効果 ]
本来持っている免疫機能を高める効果
[ アンチポリューション効果 ]
大気汚染物質による影響を抑える効果
▲紫外線を受ける熱帯サンゴ礁海域などの浅所に生育します。
▲ポルフィリディウムエキスは、微細藻類(紅藻類)の熱水抽出物。
▲紫外線防御物質として知られるMAAsを含有しています。