フランスのリムーザン地域(中南部)では150年から200年をかけてオークを成長させます。持続可能な森林経営の原則に基づき、国有林局の管理下にある非常に厳しい規制に従って育てられています。
我々が香料原料とするこのオークはまずワイン樽として使われます。樽は最高級のワインの風味と口当たりに大きな影響を与えます。伐採後、自然の中で乾燥され、最高の状態の香りを保ち樽が作られ、そこで生まれた副産物が我々の香料原料になります。
香料の熟成プロセスでは、独特のニュアンスを与えるトーストステップを適用する場合もあります。ウッディ、バニラ、スモーキー等の微妙なニュアンスは、このステップに掛ける時間と強度の調整によってもたらされます。
我々はこのノウハウと抽出プロセスの高度な専門知識を組み合わせ、ユニークで多彩な天然香料パレットを提供しています。それぞれの特徴を持ち、フレグランス用途に特化した3種のオークをご紹介致します。
他、 フレーバー用途 数種のご用意もあります。
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フレグランス用途に特化した3種のオークをご紹介致します
■OAKWOOD EXTRACT INC TEC R50537 :
ブラウンシュガー、 カラメル、 モカ、 バター、 ワクシー
■OAKWOOD EXTRACT PG R00008 :
強い樽臭、アルコール、バニラ、バルサミック、ややスモーキー
■OAKWOOD CO2 EXTRACT RH0008 :
ウッディー、 スモーキー、 ナッティー、 メープル
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CYCLESCENT™
~サイクルセントアプローチ~
・従来の抽出工程に於いて発生する廃棄物を最小限にとどめる
・我々のノウハウを使い、廃棄物(副産物)を再利用し、更なる製品にする
・異業種から出る廃棄物を利用し、芳香成分を取り出す
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Botanical Name : Quercus robur L.
CAS number : 71001-28-4
香料発祥の地 南フランス・グラース。香料産業の聖地として、ユネスコ(国連教育科学文化機構)の無形文化遺産に登録されているこの地で、天然香料…