ケラナットとは、キビの種子から抽出したオイルと、小麦グルテンから抽出したオイル(=リポウィート・オイル)を調合したオイル状の製品で、外観は二相のオイルになります(下の相がキビ種子オイル、上の相がリポウィート・オイル)。
※フランスと米国では特許を受けています。
キビ種子油とは、キビ(ミレットとも言います)には髪の栄養素であるアミノ酸、ミリアシン、ケイ素、ローズマリー酸などが含有されていることから、ヨーロッパでは昔から育毛効果があると言われてきました。キビ種子の成分の中でも、特にミリアシンには抜け毛予防作用があることが知られています。ケラナットに使用しているキビ種子油は、キビの種子を、溶剤を用いないCO2超臨界法で抽出したもので、ミリアシンの含量を>1%と規定しています。
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ケラナットを使用するメリット
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キビ種子とリポウィート・オイルの相乗効果がケラナット特有のメリットです。経口摂取により、毛球の細胞増殖を活性化して髪の生育を促すことが試験で実証されています。
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Ex vivo試験
細胞増殖/成長因子の排出/コラーゲンの厚み
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■細胞増殖
◎ケラナットは毛球内で細胞増殖を増加させる
毛球の上皮細胞において顕著で有意的な細胞増殖の促進が観察された。有糸分裂状態の細胞数が、対照群では8.8%であったのに対し、ケラナット群では約21%にのぼった (p < 0.007)。
■成長因子の排出
◎ケラナットは成長因子IGF1の排出を高める
対照群に比較したケラナット群の頭皮では、IGF1排出の有意的な(p < 0.01)増加が測定された(+11.5%)。
■コラーゲンの厚み
◎ケラナットはコラーゲンの厚みを高める
対照群に比較すると、ケラナットと接触した毛髪の結合組織鞘内で、コラーゲンの厚みの有意的な(p < 0.01)増加(+20.8%)が測定された
二重盲検臨床試験
・被験者:65名の女性
・期間:12週間
・試験製品:300mg/日のケラナットかプラセボを経口摂取
・結果:抜け毛を減少させ(フォトトリコグラム法による評価)、髪の状態を改善すること(皮膚科医による評価と自己評価)が認められた
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ケラナット製品情報
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◎外観
二相オイル(下の相がキビ種子オイル、上の相がリポウィート・オイル)
◎色
オレンジ色から黄色
◎匂い
穀物特有の匂い
▲Ex vivo試験(細胞増殖)ケラナットは毛球内で細胞増殖を増加させる
▲Ex vivo試験(成長因子の排出)成長因子IGF1の排出を高める
▲Ex vivo試験(コラーゲンの厚み)ケラナットは厚みを高める
香料発祥の地 南フランス・グラース。香料産業の聖地として、ユネスコ(国連教育科学文化機構)の無形文化遺産に登録されているこの地で、天然香料…
ヘアロスという言葉を耳にする機会が増えるなど、昨今、女性の抜け毛対策への需要が高まっている。ケラナットは、ピンポイントに女性の育毛と抜け毛予防への効果が期待される機能性原料だ。