香調:ウッディー、スイート、バルサミック、ミルキー、ややアニマリック・・・
Santalum albumは、インド、マレーシア、ティモール島が原産地で、雨林に生育しています。特にインドのマイソール(Mysore)地方の白檀が最も高品質とされ、老山白檀という別称で呼ばれています。
「サンダル」の語源は、サンスクリット語の木の名前である「chandana」が、アラビア語の「sandal」になり、さらに中世ラテン語の「sandalum」になったと言われています。ラテン語で「白」を意味するAlbumは、心材の淡い緑色や白色を指しています。
白檀は、今日もヒンドゥー教の宗教儀式において重要な位置を占めています。エジプトでは、紀元前17世紀にすでにミイラ作りに使われていたことがわかっています。日本でも、沈香と並ぶ貴重な香木です。ヨーロッパでは、5世紀頃から、貿易の商材であったということです。このように長い歴史の中で、人々に愛されてきた白檀ですが、独特の優しい香りが生まれるまでには50年以上の歳月がかかると言われています。
これは、ロベルテの傘下であるシリウス社が開発した非 常に特殊な製品です。 周知のように、インド産サンダル ウッド (S.album) は、 国際自然保護連合 (IUCN)により、絶滅危惧種に認定されており、 違 法な伐採・売買は絶対にあってはなりません。 その為、 我々は代替として、 ニューカレドニア産 (S.austrocaledonicum) を開発し、 また、 オーストラ リア産 (S.spicatum)を販売してきました。
しかし、ここへきて、 インド産ではなく、このネパール産で サンダルウッドアルバムを商品化する、完全に合法で、 現地の人々にとっても持続可能なビジネスを構築しま した。 家族経営企業である確かな原料供給元と強固 なパートナーシップを築いています。
Botanical Name: Santalum album
CAS number: 8006-87-9, 84787-70-2
同品は「 Ecological and Organic Cosmetics / COSMOS v. 3.1」認証です。
香料発祥の地 南フランス・グラース。香料産業の聖地として、ユネスコ(国連教育科学文化機構)の無形文化遺産に登録されているこの地で、天然香料…