■ コルシカ島産 Chestnut Extract(クリの渋皮エキス)について
原料のクリの木 (学名:Castanea sativa:ヨーロッパグリ) はブナ科に属し、その実は古代ギリシャ・ローマ時代から使用され、コルシカ島と深いつながりを持っています。中世紀(ヨーロッパ史の古代と近世の間:西ローマ帝国の滅亡(476年)からルネサンスが始まる15世紀まで)、ジェノバ人は食糧不足を回避する対策として、コルシカ島の人々に、木を植え大量のクリの実を生産することを強制しました。
コルシカ島は、クリを穀物として消費している世界最後の場所のひとつになっています。実際にクリの木はコルシカ島民を飢えから守ってくれた事もあるので、地元では≪パンの木≫と呼びました。ロベルテ(ROBERTET)のクリの渋皮エキスは、コルシカ島原産のクリの果皮から抽出したナチュラルブラウン色の粉末で、OPCの基準値内です。
* OPC(オリゴメリック プロシアニジン)はブドウの種子や松樹皮に見られる成分で、1947年にフランスのジャック・マスケリエ博士がポリフェノール中の中心成分として発見したといわれています。OPCの「O(オリゴメリック)」は低分子を意味し、小さい分子のプロシアニジンの意味。
【 コルシカ島産 クリの渋皮エキス詳細データ 】
◎ 学名:Castanea sativa (科:ブナ科)
◎ 使用部位:果皮
◎ 原産:フランスコルシカ島
◎ 茶褐色の粉末
【 期待できる効果 】
◎ 抗加齢作用
◎ 抗コラゲナーゼ作用と抗エラスターゼ作用
【 化粧品への応用 】
組織を結合して皮膚を保護し、またコラーゲンの減少を防いで皮膚がしわになるのを防ぐ。
◎ エイジングケア
◎ エイジングメイキャップ
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■ パラグアイ産 Mate Extract(マテ茶エキス) について
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マテ茶は、南アメリカの伝統的な飲料でchimarraoとして知られ、強壮剤として、また精神および肉体の疲労に対して使用されます。お湯に乾燥させたマテの茶葉を注ぎ成分を浸出させます。
マテ茶は、ビタミンA(β−カロチン)、B1、B2、CおよびE、燐、鉄およびカルシウムなど、人間の健康にとって重要なビタミンやミネラルを含んでいます。
また、マテ茶は抗酸化剤のポリフェノールを多量に含んでいます。
【 マテ茶エキス 詳細データ 】
◎ 学名:Ilex Paraguariensis (科 :モチノキ科)
◎ 使用部位:葉
◎ 原産:パラグアイ
◎ 淡い緑色粉末
◎ 有効成分:
- ジ カフェオイルキナ酸:8-12%
- クロロゲン酸:5-10%
- ルチン:2-4%
- カフェイン:1-4%
◎ 構成:天然抽出物(70%), マルトデキストリン(食品添加物として用いられる多糖)(30%)
◎ 可溶性:水に1%で可溶
【 機能性食品へ応用 】
マテ茶エキスは様々な有効成分を含んでおり、化粧品への使用にも、また栄養補助食品(機能性食品)への使用にも適しています。
【 化粧品への応用 】
◎ アンチエイジングスキンケア作用
◎ 抗酸化作用
化粧品への様々な応用が可能です。
化粧用クリームへは0.1%の使用がお薦めです。
生産国(地)または原産国 | コルシカ島産 クリの渋皮エキス / パラグアイ産 マテ茶エキス |
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